美大生の絵を買いたい方は必読!購入する際のポイントと購入方法をご紹介
投稿日:(月)
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こんにちは!
WASABI運営事務局のジョージです。
日々、美術技法や自己・思想の表現を探究し、制作に励む美大生の絵を手に入れたいアート好きの方は多いと思います。
しかし、購入方法や価格帯、なにを基準に選んだらいいのかなど、結構わからないことがありますよね。
そこで今回は、美大生の絵を購入する際のポイントや注意点、購入方法ついて解説しています。また、保管方法などの購入したあとについても解説するので、ぜひご参考ください。
美大生の絵にはどのような特徴があるか?
美大生の絵には、自己表現や思考表現が反映された独自の世界観や、技術的な高度さが特徴として挙げられます。
美大生は、芸術教育を受けた学生であり、自己表現や思考表現を大切にしていることが多いため、それが彼らの作品に反映されます。また、美術教育では、技術面の研鑽が重視されており、緻密な描写や彩色技術など、高度な技術を持った作品も多いです。
美大生の絵の価格帯について
基本的に絵の値段は、キャンバズのサイズ単位である「号」を使用した号単価で決めていきます。
例えば、号単価15,000円の場合は3号サイズのキャンバスだと「3号×号単価15,000円で45,000円」という具合です。
号単価でいうと、美大生の号単価は4,000円以上が多いです。
しかし、美大生の中でも複数回個展を行なっていて、人気・市場価値ともに高い方だと、号単価が10,000円以上することもあるので、事前に確認しておくことが大切です。
美大生の絵を購入する際に重視すべき3つのポイントとは?
まず、大前提として美大生に限らず、絵はあなたの感性にしたがって購入するのがおすすめです!
作品を見ていると、理屈に関係なく「欲しい!」と心がざわめく瞬間があると思います。それは購入のサインです。自分の財布と、自宅の壁の面積が許す限り、購入しましょう。
できれば今後価値があがりそうな作品を購入したい!という方は
重視したい3つのポイント
□作者の経歴や評価
□作品の状態や保存状態
□市場の需要供給やトレンド
上記の3つのポイントを意識して購入しましょう。
作者の経歴や評価
美大生の絵を購入する際には、作品の作者の経歴や評価を確認することが大切です。有名な美大や有名な講師に学んでいたり、展覧会やコンテストで入選歴があるなど、高い評価を得ている場合は、今後作品の価値が上がる可能性があります。
作品の状態や保存状態
作品の状態や保存状態も確認することが重要です。
どんなに環境のよい場所に保管しても、購入前から状態が悪ければ意味がありません。作品の状態が悪くなってしまうと、価値が下がってしまうため、ひび割れなどがないか入念にチェックしましょう。
市場の需要供給やトレンド
オークション等を検討されている方は、市場の需要供給やトレンドも把握することが大切です。
美大生の作品も、時代のトレンドや需要によって価値が変化するため、市場の動向を把握し、購入時期や価格交渉のポイントを見極めることが必要です。
オンラインで美大生の絵を購入する方法
オンラインで美大生の絵を購入する方法としては、以下の3つの方法があります。
アート通販サイト
オンラインで購入する方法としては、アート通販サイトを利用するのが最もおすすめです!
手軽に購入できるのはもちろん、 多様な作品のラインナップやお届けまでの品質管理も行き届いています。美大生・美大卒のアーティストの絵を販売しているアート通販サイトは以下の通りです。
WASABI
当サイトです。インテリアに合うシンプルな作品や、若手作家のエネルギッシュな作品まで幅広いテイストを取り揃えています。10000円以内で購入できる本格アート、額装とセットで5000円で購入できる作品もあるので、ぜひあなただけのアートを見つけてください。
ART-METER(アートメーター)
「インディーズアートのマーケットプレイス」アートメーターは、まだプロのアーティストではない人々が制作した絵画を購入することができるプラットフォームです。所属しているアーティストの多くがプロではなく、手の届きやすい価格帯で絵画を購入できるのが魅力の一つです。
Thisisgallery
Thisisgalleryは、国内のアーティストの作品を主に扱うサービスです。
受注も可能であり、若手アーティストなどに相談して絵画を制作してもらうことができます。価格帯も比較的安価で、数千円から数万円程度の絵画が多数あります。アートには興味があるけれど、まだ大きな出費をする勇気がないという方には、特におすすめのサービスです。
SNSやWEBサイトを通じた直接購入
美大生の中には自分の作品をTwitterやInstagram等のSNSに投稿している人が多くおり、SNSを通して直接購入を交渉する方法もあります。
SUZURIやまるまるなどのプラットホームで、個人で作品を販売している人もいるので、気になる美大生のSNSはぜひチェックしてみてください!
オンラインオークションサイト
オンラインオークションサイトには、美大生の作品が出品されていることがあります。代表的なサイトとしては、ヤフオクやメルカリ、ラクマが挙げられます。
ただ、 上記のサイトで美大生の作品が出品されることはほとんどないので、あまりおすすめはできません。
オフラインで美大生の絵を購入する方法
オフラインで美大生の絵を購入する方法としては、以下のような方法があります。
ギャラリー・画廊で購入する
在学中に学校周辺や都心の貸しギャラリーで展示を行う美大生は多いので、個展に行って購入するのはおすすめです!個展では、作品の価格が表示されているので交渉の必要がないのも、簡単に購入できてありがたいです。
展示情報は、Twitterで「大学名+展示(個展)」で検索するか、美大生の展示情報というアカウントで発信している方がいらっしゃるので、ぜひご参考ください。
美大の文化祭や卒展(卒業制作展)で購入する
美大の文化祭・卒展は、学生の作品が一堂に集まるので、多くの作品の中からあなたのお気に入りの作品を見つけることができます。
文化祭
文化祭は9月~11月ごろに開催され、1年生から4年生作品が大量に展示されます。
授業の課題のものから自主制作のものまでかなり幅広いですね。
作品も比較的飾りやすい小さめのものも多く展示されているので、ちょっとしたスペースに飾りたい方にはおすすめです。
卒展
卒展は12月~2月ごろに開催され、学部の4年生と院生たちが半年以上の時間をかけて制作した作品が並びます。どれも大きめの作品が多く、時間と労力が大量につぎ込まれた作品がそろっています。
大作ぞろいで作品のクオリティがとても高いので、飾る場所と予算の都合がつくならとてもおすすめです。
WASABIで購入できる美大生・美大卒作家のアート作品
TokyoRimpaClub
東京藝術大学卒業。
印刷業、デザイン制作業、ゲーム制作業(3D)を渡りながら、日々、自身のクリエートの場所を模索。その中で自分にとって大切なものが表せる場が、壁にかかる絵画の中であると再確認し、現在イラストレーター、画家として活動をしております。
TokyoRimpaClubのアート・絵画
田部井弦大
武蔵野美術大学日本画科在学。
日本画のみならず、水彩や墨など様々な画材によって描かれるアンニュイな世界観に引き込まれます。多数のグループ展に参加するほか、恵比寿にある「BAR EBISU 29」の壁画製作にも携わるなど、精力的に活動しています。
X(Twitter)とInstagramはこちらから
田部井弦大のアート・絵画
神山麗子
東京工芸大学芸術学部デザイン学科卒業。
聞こえる絵、見える音。色と音との関係から絵が生まれる。旅するように毎日を送り見るもの聞くもの感じるものを体を通して色と化す画家でアーティスト。
神山麗子のアート・絵画
日比谷泰一郎
武蔵野美術大学大学院日本画コース修了。
岩絵具や箔といった日本画の画材とアクリル絵の具を組み合わせ、何気ない日常をドローイングし作品化することによって、ここに存在していたという事実を証明するような、日常の抽出を試みています。
日比谷泰一郎のアート・絵画
RABENDER.M
多摩美術大学グラフィックデザイン専攻科卒業。
花や水、宇宙をテーマに描かれる息を呑むほどに鮮やかな青の世界。国内のみならず、海外のグループ展やアートフェアにも多数出展しています。
RABENDER.Mのアート・絵画
今回ご紹介した作品以外にも、WASABIでは美大卒のアーティストの作品を豊富に取り揃えています。10,000円以下で購入できる作品も多数あるので、特集ページからお気に入りの作品を探してみてください。
10,000円で購入できるアート作品特集ページ
購入後の絵は額装するべき?
購入後の作品、特にキャンバス作品は単一で完成されているのでわざわざ額装するか悩むことがあると思います。
結論から言うと、大切な作品を守るために額装はした方が良いです。
額装は作品の魅力をより引き立たせるという役割もありますが、作品を光、湿度、気温、汚れ、キズなどの外部の要因から守る役割が非常に大きいです。これらの外部要因は作品の劣化を急速に早めてしまうので、キャンバス作品でもできれば額装をおすすめします。
▼【印象激変】額装とは?額装のやり方や額縁の選び方は?お気に入りのアートを自分で額縁に入れてみよう!
購入した絵の保管方法について
せっかく購入したお気に入りの作品も、適切な保存・保管を行わないと、あっという間に劣化してしまいます。
そこで、絵画作品を保存・保管する際に気をつけたい重要なポイントを2つご紹介します。
1.高温多湿は厳禁
まず高温多湿は厳禁です。絵を飾る、もしくわ保管する空間は温度20℃前後を、湿度50%前後を保つことを心がけてください。湿度が70%を超えてしまうと、作品にカビが生えてしまい、劣化を早める原因になるので注意が必要です。
自宅で適切な湿度・温度管理をすることは難しいとおもわれるかもしれませんが、絵にとって適切な環境は人にとっても適切な環境でもあります。難しく考えすぎず、自分にとって過ごしやすい環境の延長線上とお考えください。
2.直射日光を避ける
直射日光による強い紫外線は、 絵にとって色あせやひび割れの原因になります。美術館の展示空間が少し薄暗いのはそのためです。
窓側に飾る場合は、レースカーテンをはさむなどして直射日光が当たらないように心がけてください。
今回は絵を長く楽しむ上で最低限守っていただきたいポイントをご紹介しましたが、保存や保管に関する注意点は他にもあります。
▼【保存版】絵画を保管する最適な方法とは?アートを長く楽しもう!長期保管のための管理アイテムも。
まとめ
いかがでしかたか。
今回は、美大生の絵の購入方法や購入の際のポイント、保管する方法などついてご紹介しました。
Q&A
最後に、美大生の絵の購入についてよくある質問をまとめました。補足で参考にしていただければと思います。
Q. 美大生の絵の値段は?
美大生の絵は号単価4,000円以上が多いです。
(例:A4サイズくらいの3号の作品で12,000円)
ただ、学生によって号単価は異なるので直接、もしくはSNS等で事前に確認してください。
Q. 美大生の絵はどこで買えるの?
オンラインでの購入であれば「アート通販サイト」
オフラインでの購入であれば「美大の文化祭・卒展」での購入がおすすめです。
他にもSNSで交渉して購入、美大生の個展等で購入することもできます。
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