美しく咲く彼岸花。アーティスト3名によるそれぞれの表現。
投稿日:(水)
目次
みなさんこんにちは。WASABI運営事務局です。
このコラムを書いているのは2021年の9月22日。
昨日、21日は「中秋の名月」と報道されるほどまんまるの月が美しい日でした。そして明日、23日は秋分の日。「お彼岸」とも呼ばれお墓参りに行かれる方もいらっしゃると思います。
実はWASABIにも"彼岸"をテーマにした作品がいくつかあるんです。
今日はその中から彼岸花を描いた3名のアーティストの作品をピックアップしてご紹介します。
アーティストそれぞれの表現をお楽しみくださいね。
亀井則道『彼岸花』
まずは亀井則道の『彼岸花』。
真っ青の空と赤い彼岸花の対比が見事な作品です。溢れるように咲く彼岸花ですが、近くで見てみるとフサフサの花びらも細やかに表現されていることが分かります。
季節ごとにお家の中を模様替えされている方は、夏~秋の一枚として飾ってみてはいかがでしょうか。
SHINJIRO TANAKA『彼岸から未来へ』
次はSHINJIRO TANAKAの『彼岸から未来へ』。
一目見ただけでこの絵の力強さが伝わってきます。
異なる色のアクリル絵具で引かれた数多の線。筆が走るスピード感や線のうねりは、鑑賞する人によって幾通りもの解釈が生まれそうですね。
606mm×727mmのサイズにも圧倒されること間違いなしです。
本橋デミル瞳の作品3種
最後にご紹介したいのは本橋デミル瞳の作品3種。
「子宮頸がんの卵(異形成)の宣告を受けて絵描きになった」という彼女の人生そのものが、この絵のタイトルに込められているような気がします。
アクリル絵具とシルクスクリーンの両方を用いることで細やかなニュアンスが醸し出されています。絵に込められた想いや色の美しさそのものに身を委ねてみてはいかがでしょうか。
どことなくゆったりとした時間が流れる夏の終わり。そして、アーティストによって全く異なる姿の彼岸花。
ご先祖さまに手を合わせるように慈しみながら絵と触れ合ってみてください^^
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