2019.1.23更新

アート探訪

賃貸でも絵を飾ろう!!壁を傷つけずにアートを飾る方法と、リッチに見せるコツ

WASABI責任者 平山 美聡

ペン

WASABI責任者 平山 美聡

アートがある部屋は存在感がある


昔、先輩の家に行った時のこと。透明感あふれる美人で、服装もシンプルおしゃれで、密かに憧れていた同性の先輩だったので、「どんな部屋なんだろう〜」とワクワクしながらお邪魔しました。


決して広くはない一人暮らしの賃貸マンションでしたが、シンプルに整えられた部屋の壁に絵がかかっていたことを覚えています。




「え、これ本物ですか?パネルじゃなくて?」


みたいな間の抜けた質問をした私に、先輩はその絵を購入した理由を教えてくれました。何でも海外旅行で一目惚れして、日本に持って帰ってきたとのこと。


一枚の絵からその国の情景が思い浮かぶような気がして、話も盛り上がりました。




世界で1つしかない絵やアートを飾るということは、あなたのセンスを飾るということそのものです。そして手に入れたアートは、どんなに小さくても部屋に不思議なインパクトと存在感を与えてくれます。


アートを買いたいけどまだ買えていないという方は、まずは絵の種類などを知ることからはじめましょう。ぜひこちらの記事も参考にしてみてくださいね。もちろん、一枚のポストカードでも、パネルでも、自分の好みがぎゅっと詰まっているものならなんでもいいんです。



ちなみに、この記事で紹介している画像のアートは全てこのサイトで販売しているものです。ぜひアートのページも見に行って見てください。

さて、本題です。絵ってどう飾ったらいいのかな…と悩んでいる方へ。



賃貸でも大丈夫?常識の範囲内ならだいたいOK

賃貸で壁に傷をつけてはいけないから、絵を飾れない!!と思っている方は多いのではないでしょうか。ピクチャーレールが付いている家を除き、普通は壁に絵を取り付けるため、どうしても壁に穴があきます。


壁に穴を開けてしまったら、退去する際に「原状回復費用」を要求されてしまうのでは…と考える方も多いようですが、これについては国土交通省の定めたガイドラインが存在しています。


賃貸契約書の特約で「画鋲や釘を刺してはいけない」との記述がある場合は注意が必要ですが、規定によるとカレンダーなど常識の範囲内での画鋲やピンの穴は通常の生活でできる傷とされており、費用を取られることは考えにくいことです。


でも、絵って重たくないの?画鋲やピンで支えられるの?と心配している方、絵や飾るツールを上手に選べば問題なく飾れるのです。と、いうわけで、今回は賃貸の場合でも気兼ねなく絵を飾る4つの方法を具体的にお伝えします!



壁を傷つけずに絵を飾るための4つの方法

さて、それでは実際に絵を飾ってみるために、4つのツールを準備しました。今回使用するのはこちらです。




左から、


  • ・かけまくり(荷重7kgまで)
  • ・ひっつき虫
  • ・極細針:スリムダルマピン
  • ・貼るフック:コマンドフック(荷重500gまで)

そしてさらに、

木製のスタンドも用意しました。




※スタンド以外は全て東急ハンズで購入。スタンドは100均で購入。Amazonなどでも購入できます。



これらは全て画鋲程度の穴か、もしくは壁をまったく傷つけずに飾ることができる便利グッズ。それでは、絵を飾っていきましょう。



まずは絵の裏をチェックする

まず壁を触る前に、飾りたい絵の裏をチェックしてみましょう。 額縁に入っていないキャンバスのみの絵の場合は、裏にひっくり返すと箱型になっていますので、ひっかかるようにかければ簡単に飾れます。




また、キャンバスのみの絵の中でもこのように両側に小さなフック(ヒートン)がついている場合があります。下記の写真のように紐が通っている場合はそれで大丈夫、なければ適当な紐を通しましょう。




額縁入りの絵画と比べて重量も軽く、絵の色が直接楽しめるためラフでカジュアルな印象になるのが特徴です。
額縁に入っている絵画の場合は、紐を通すフックが両側についています。だいたいが紐がセットになっていますが、絵に紐が通っていない場合は適当な紐を通して結んでください。ゴムのような伸縮性をもつものは避けてください。




これで下準備は完了です!では早速便利グッズを使って絵をかけていきましょう。





軽い絵の飾り方【壁を傷つけずに飾る】

額縁に入っていない、500g以下の軽い絵やキャンバスのみ場合は、壁を傷つけない「コマンドフック」がおすすめです。




一番右のものですね。壁に貼るタイプのフックで、もともとはカレンダー用になります。
額縁に入っていない、キャンバスだけの絵の場合は軽いので画鋲ではなく、貼るタイプのコマンドフックでも十分にかけることができます。

中央1箇所だけだと絵のバランスをとることが難しいので、贅沢に両側2個使いましょう。イラストで表すと以下のようになります。




コマンドフックは素材によっては粘着が弱く使用できないので注意が必要ですが、非常に綺麗に剥がすことができ、傷跡はほとんど残りません。最近ではコマンド™ フック という壁紙用のものも発売されています。壁がコンクリートの打ちっ放しなど、画鋲が挿せない場合に重宝するアイテムです。

もちろん、画鋲程度の穴であれば原状回復費用を要求されない賃貸がほとんどですので、画鋲が刺さる壁であれば画鋲や上記にあげたスリムダルマピンを活用してもOK!!キャンバスの絵画は色をダイレクトに楽しむことができ、小さな絵でも存在感を放ちます。並べて飾るのも楽しいですね。


壁にポストカードやポスターなど、紙を直接飾りたい場合は「ひっつき虫」を使いましょう。こちらはねりけしのように、自在に形を作れるもの。壁に直接貼り、上からポストカードやポスターをペタペタと自由に貼ることができます。




こちらはアーティスト・イヌブシさんのご自宅。壁一面に配置されたポストカードは、ひっつき虫で貼られています。海外の部屋のような、おしゃれな印象です。


額縁に入った絵の飾り方【壁に挿して飾る】

続いて、額縁に入った絵を飾りたい場合は荷重にも耐えられ、画鋲程度の穴しか残らない「かけまくり」はおすすめです。




一番左のものですね。「かけまくり」は7kgまで耐えられるので、だいたいの額縁に入った絵画を飾ることが出来そうです。はずしても穴の跡が非常に小さいのが特徴で、賃貸住宅にも向いています。

こちらもかならず両側の2箇所を使って固定するようにしてください。壁が石膏ボードの場合は針が刺さりますが、鉄筋コンクリートだと針が刺さりません。その場合は上記の「コマンドフック」等を活用してください。



おすすめは「かけまくり」の中でもメタルフック型のもの。2箇所のピンでフックを支えるので、きっちりと壁について安心です。



額縁付きの絵画は、一気に高級感が出ることが特徴。ひとつ飾るだけでもギャラリーらしくなります。ほとんどの額縁は7kg以下だと考えられますが、重さが気になる場合は是非販売元に問い合わせてみてくださいね。


ちなみに、絵と額縁の間にたまに余白があるものがありますが、これは「マット」と呼ばれるものです。この「マット」と「額縁」の組み合わせを変えるだけで、同じ絵もガラッと違う印象になります。例えポストカードであっても、しっかりと「マット」と「額縁」を使って額装すると見違えますよ。興味がある方は、こちらを参考にしてみてください。




その他の飾り方【置いて飾る】

と、ここまでなんらかの方法で壁にかける方法をご紹介しましたが、ラフに置いてもおしゃれにみえます。


小さい絵であれば、スタンドで立てかけてもオシャレにみえます。


こちらは先ほどご紹介した100均のスタンドを活用しました。

デスク周りなど、より身近なところに置けるのもいいですね。

逆に大きめの絵の場合でも、床に置いてしまうのをオススメです。壁にかけると圧迫感がある大型の絵画でも、床にラフに置くとさり気ないオシャレさを演出できます。模様替えを簡単にできることも利点ですね。

または、棚があるなら小物に紛れ込ませて見たり、本棚と組み合わせてみたり。絵の大きさに合わせてコーディネートするのも楽しいですね。





リッチに魅せるためのワンポイント

さて額縁の絵を壁に飾る場合、絵がついついお辞儀をしてしまいがちです。横から見るとこのように絵が傾いて見えてしまい、正面から見ると影が均等についていなく少し不恰好なのです。




この場合は、スポンジやウレタンボードを使って絵のバランスをとることができます。今回は東急ハンズでウレタンボードを購入しました。




適当な大きさにカットし、絵の下部に接着して壁との距離を均等にします。




いかがでしょうか?




正面からみても影が均等になり、ギャラリーのような雰囲気になりました。ほんの少しの差ですが、洗練された印象へ変わります。

額縁に入った絵画を飾る場合は、是非ともこだわりたいポイントです。



自分らしいアートを飾る自分らしい空間へ

今回は賃貸住宅にお住まいの方でも可能な、絵の飾り方についてご紹介しました。複数枚絵を飾りたい場合や、部屋にどんな絵が似合うかわからない場合はこちらの記事も参考にしてみてください。



「絵を飾る…」というと構えてしまいがちですが、アートを手に入れた時点でそれは世界で1つしかない「あなただけのもの」。

どこに飾ろうかな…と試行錯誤する時間も非常に楽しいものです。


是非、自分らしいアートを飾る空間で過ごす、贅沢な時間を味わってくださいね。



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