2016年、プロがシビれたインテリアはコレだ。華麗で優美なインテリアの世界

投稿日:(火)

インテリア

目次

2022.3.11.UPDATE

お金があるなら、すべてにお金をかけたいが…

こんにちは。

インテリアコーディネーターの三宅です。WASABIでインテリア関連のコラムを担当させていただいております。



すでにアップされているいくつかのコラム、皆様にお愉しみいただいていることと思います。

なぬっ、まだ一つも読んでいない?それは大変だ。

WASABIには読みやすくて楽しいコラムが随時更新されていますから、まだ読んだことがない方はぜひこのあともWASABIのサイト内を徘徊してみてください!




さて、もう一度自己紹介をさせていただきます。

インテリアコーディネーターの三宅です。



個人住宅のインテリアコーディネートのお仕事をしています。

平たく言えば「あなたのお部屋をおしゃれにします」っていうことをやっている、おば・・・おねぇさんです。



奇抜さではない。丁寧なこだわりに「シビれる!」

派手な柄や、大胆な色の組み合わせなど、誰が見てもわかりやすいような奇抜なインテリアだから惹かれるということではなく、プロのインテリアコーディネーターが気にするのは、そのディテールです。

シンプルなしつらえでも、ひとつひとつのシーンにどれだけのこだわりが乗せられているか、丁寧にプランニングされたであろうそんな仕事を感じる空間に、「これはしびれた!」となります。

プロが選ぶこれはシビれた!インテリア2選

インテリアコーディネーターの頭の中はいつもインテリアのことばかり考えています。



いやもちろん夕飯のおかずを何にしようかなということも考えますよ、ネイルがはがれてきたなぁそろそろ行かなきゃなぁなんてことも考えますよ、あーラーメン食べたいなぁとかも考えますよ、えぇ、えぇ、考えますとも。そういう、中学生みたいなツッコミはおやめくださいませ。



インテリアコーディネーターの頭の中はいつもインテリアのことばかり考えている、のです!



そんな、いつもインテリアのことばかり考えているインテリアのプロからみて「これはしびれる!」という、問答無用の素敵インテリアを今回は2つご紹介させていただきます。



映画「華麗なるギャツビー」の豪華なインテリア

1つめは映画から。2013年に公開された「華麗なるギャツビー」は、レオナルドディカプリオ主演、1920年代のニューヨークを舞台にした恋愛映画です。



1920年代のアメリカは、第一次世界大戦が終結し戦地からたくさんの若者が戻ってきて、自動車産業をはじめさまざまな工業製品の技術が発達し、狂乱の好景気、ありえないくらいの超絶バブリーな時代だったそうです。



そんな時代背景の中、主人公ギャツビーを演じるレオナルドディカプリオ、マドンナ役のデイジーを演じるトビーマグワイア、2人の衣装にはプラダやミュウミュウ、ティファニーが採用され、ため息の出るような美しいファッション。



そして舞台となる家はまるで宮殿のようなお城、内装は豪華絢爛そのものです。




冒頭で、ガラス張りのパティオの窓が開け放たれ、真っ白なカーテンがひたすら風にたなびくまるでユートピアのように美しく壮大なシーンが出てくるのですが、もうこのシーンを見ただけで、うわぁ・・・なんて素敵!



・・・口からよだれが垂れていても気が付かないくらいにうっとりと美しいのです。




幾何学的なデザインをとりいれたアールデコ様式、ティファニーの豪華な調度品。「豪華である」ということは、ただそれだけでも圧倒的なパワーをもたらします。



そりゃあ素敵にきまってるじゃないですか、と。うっとりとしびれるインテリアでした。



ロンドンのデザイナーズホテル

 

2つめは、ロンドンのホテルインテリアから。



ロンドンは、面積でいうと京都大阪ぐらいの街なのですが、無数の宿泊施設があり、そのどれもがとてもアーティスティックで刺激的なのです。いま、デザインが一番熱い国はどこかときかれたら、それはニューヨークでもパリでもなく、英国と答えて間違いないだろうと思います。




ロンドンのホテルには2つの潮流がありまして、ひとつは国際的高級ホテルチェーンに代表されるエスタブリッシュな空間、これらは大規模なデザインオフィスの力によってプロジェクトされています。



もうひとつは、個人のインテリアデザイナーが、その名前を冠にして手掛けた個性の目立つデザイナーズ系ホテルです。客室数こそコンパクトですが、ホテルに泊まること自体が目的となりえる、魅力的なデザイン空間となっています。




そんなデザイナーズ系のホテルでいま旬の、キットケンプという女性デザイナーが手掛けたホテルのインテリアをご紹介します。



印象に残るキャッチーな色使い、ファブリックに対する尋常じゃないこだわり(素材からディテールに至るまで、すべて)。




インテリア空間には、カーテンをはじめ、椅子の張地、ベッドの頭にあるヘッドボード、ソファの張地、カーペット、クッションなど多くのファブリックアイテムがありますが、それらに大変多くの神経を費やしたであろうことが、彼女のデザインをみればわかり、プロは思わずうなずくわけでした。




いかがでしたか?こだわりは一点集中で。

いかがでしたか?

もちろんこれらのインテリアを実現しようとすると、莫大な費用がかかってしまうでしょう。 しかし、一点だけをこだわることはできます。



「ここはこだわろう!」と決めたポイントは理想を高く、とことんこだわって家具やアートを探してみましょう。



もうすぐ2017年。

新しい年の始まりに思い切って1つ、一生寄り添えるインテリアを購入してもよいかもしれません。

それではみなさま、よいお年をお迎えください。





インテリアコーディネーター三宅利佳初のインテリア本、「REAL-LIFE RENOVATION インテリアコーディネーターとつくる世界にひとつの“リア住"空間」を出版しました!

 


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