金属から生まれる柔和なアート。【アーティスト・MABO Ishikawaインタビュー】固い素材に込められた温かい想いとは。
投稿日:(火)
目次
金属から柔和なアートを生み出す【MABO Ishikawa】
東京都あきる野市在住。西多摩地域にある瑞穂町にアトリエを構え、唯一無二の作品を生み出し続けるアーティストMABO Ishikawa。
銅、真鍮を使った作品に至った本日までの活動をインタビューさせてもらった。
MABO Ishikawaプロフィール
アーティスト MABO Ishikawa
1979年9月21日生まれ。東京都出身
2002年銅という素材が持つ柔らかさや温かみに感銘を受け、銅板造形家に弟子入り。2011年に独立してからは、銅や真鍮を主に立体や壁面の作品を制作している。
個展、グループ展多数、国内外で作品発表を重ねる他、各国を回りライブで彫刻するなど、作品を通じたコミュニケーションを大切にしている。
2019年京都景観賞「優良意匠屋外広告物」に認定。2020年THE AOYAMA GRAND HOTEL客室に作品設置。2021年SHIBUYA AWARDS 2021 Shibuya Street 賞を受賞。
金属を使ったアート作品を作るようになったきっかけを教えてください。
師匠の銅、真鍮の作品を見た時今までの金属のイメージ、固くて冷たいイメージでしたが、真逆で柔らかくて温かい感じで、この金属で僕も作品を作りたい と思いました。
▼MABO Ishikawa 公式サイトよりhttps://maboworks.net/
▼MABO Ishikawa Instagramよりhttps://www.instagram.com/mabo.works/
制作現場や様子を公開
西多摩地域にある瑞穂町にあるアトリエを覗かせていただいた。
▼平面作品だけでなく立体作品も制作されている。もちろん全て金属だ。
▼金属でありながら重量感を感じさせることなく、空間を生かした作品たち
自身のアートの魅力は、気持ちに素直に作っているところだと語る。
固い物質を扱いながら、話を聞いているとアーティストMABO Ishikawaの内側の柔らかさ、温かさを感じた。
真鍮を用いた作品は経年劣化しますか?
銅、真鍮は経年劣化をします。環境によって変化の違いはあります。外や海に近い所は緑青、銅、真鍮の錆、美しい青や緑色がでます。
室内では少し渋い色に変化していきます。
年月をかける事によって変化する金属、銅、真鍮。場所や環境で変化しますので一緒に育てて頂けたら嬉しいです。
座右の銘を教えてください。
感謝、笑顔、向上心。
今後は大きい作品も作りたいと語る。
あきる野市で活動されているMABOさん。地域の魅力を教えてください。
あきる野市は自然豊か所で縄文土器が出土され昔から豊かな土地です。隣りの福生市は米軍基地がありアメリカの色がある面白い所です。
東京都あきる野市は自然に恵まれ、多くの郷土芸能が継承されています。芸術活動も行いやすいとても豊かな地域ですね。
金属、真鍮作品の魅力やMABOさんの制作に対する思いにもっと作品を見てみたくなりました。
ーMABO Ishikawaさん、インタビューご協力ありがとうございました!
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