「雨の日」を描いた絵画をご紹介。アートで雨の日も楽しもう。
投稿日:(木)
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皆さん、こんにちは!
WASABI運営事務局並びに関西在住アーティストのにしはるです。
連日、雨が降る日が続いていますね。畑作業をする身としては、水やりの手間が省けて、作物もグンと大きくなってくれるので嬉しい反面、室内で過ごす時間が多くなるので、気分転換が難しいことが悩みの一つです。
「雨の日」と聞くと、気圧は低くなるし、雨で服も濡れるし、あまり良いイメージがないですよね。そこで、今回はそんな雨の日を室内で楽しめるような「雨」をテーマにした絵画と一緒に、部屋の中でで季節感を楽しめるようなアイディアをご紹介します。
「雨」をテーマにした絵画を紹介
同じような「雨」をテーマにした絵画でも、作家によって表現は全く異なるもの。気に入った雨の絵画を飾ることで、室内にいても季節を感じる事が出来るかもしれません。
傘の日 | 麻生ふゆ
水彩画のようなタッチに、ブルーを基調とした色彩で、雨の日や水を連想させます。「傘の日」というタイトルの通り、傘をさして、雨の日を楽しもうとしている人物の様子が伺えますね。
作品の色合いに合わせて、ブルー系の壁紙に合わせると統一感が出そうです。シンプルな作品なので、ホワイトをベースとしたお部屋にもマッチするでしょう。
可愛らしい人物の様子が、どこか憂鬱な雨の日をポジティブに思わせてくれるような一作です。
imagine/s | アライミナコ
人間の横顔と頭部から広がる青い色彩。水の中から顔を出したような様子に、人形姫を連想します。ペンで表現された独特の雰囲気が、見る人を引き付けるような不思議な力を持っているように思えます。
小ぶりな作品サイズなので、他の作品と一緒に飾ったり、棚や枕元にさりげなく飾ってみてはいかがでしょうか?
青色が効果的に使われている一作。爽やかな雰囲気も持ち合わせているので梅雨から夏の時期にかけて長く楽しめそうですね。
Sometime 雨上がりの西日 #1 | 大蔵紗也
ロウケツ染めという技法によって生み出される、独特の風合いが特徴的な一作。 シックな色合いに射し込む柔らかな光が、見ていてリラックス出来そうな気持ちになりますね。
アンニュイさもある本作は、雰囲気のある空間とマッチします。サイズ感も大きいため、お部屋の主役として飾ってもいいでしょう。
抽象的な表現によって独特の存在感を生み出している一枚。お部屋に一枚飾るだけでも、美術館で作品を鑑賞しているような体験が出来るかもしれません。
絵画と一緒に季節感を楽しむ方法
季節ごとに飾る絵画を変えるだけでも、季節感を楽しめますが、せっかくならお部屋全体から季節感を感じたいですよね。そこで、絵画に合わせて楽しめる簡単なインテリアコーディネート術をご紹介します。
1.花や植物を飾る
花や植物は、一つ置くだけでも簡単に自然を感じられるもの。特に、花は開花する時期等も関係するので、季節感を出しやすいです。
鉢植えにして、しっかりと一つのお花を育てていくことも楽しいですし、季節ごとに切り花を選んで飾ることも風流ですね。
室内にいながら、植物に触れ合うことができると、それだけでも癒しに繋がりますよね。以下のコラムでは、お花だけでなくおすすめの観葉植物についてもご紹介しています。
▼大型の観葉植物をご紹介!インテリアにぴったりなおしゃれな観葉植物を予算別にまとめました。
2.ソファやクッションカバーを変える
絵画の近くにソファなどの家具がある場合は、クッションカバーのような布ものを変えることで、簡単に季節感を変えることが出来るでしょう。
春夏なら綿や麻素材の生地にすると、手触りや見た目もさわやかになります。対して、秋冬は、柔らかいネル素材やもこもこのファーをチョイスすることで、暖かくほっこりした雰囲気になるでしょう。
クッションカバーなどの布ものは、素材やデザインなどが豊富に販売されている為、お部屋の雰囲気や絵画の色に合わせてトータルコーディネートがしやすいもの。お部屋の雰囲気を変えてみたいけど、ガラっと変えるのには勇気がいる…という方にも、クッションカバー1枚から変えることが出来るので、おススメです。
しっかりとインテリアコーディネートについて考えたいという方には、お部屋ごとにテーマやカラーを決めて、家具の配置などを考えてみてもいいかもしれません。下記のコラムには、実際のお家に出向いてインテリアコーディネートを行った事例をご紹介しています。
衣替えをするように、アートを楽しもう。
「花鳥風月」という言葉が日本にはあるように、昔から自然の風景や様子に親しみ、詩を詠んだり、絵を描いたもの。忙しい毎日の中で、平安貴族のように風流な生活は出来なくても、ちょっとした楽しみを持っておきたいですよね。
例えば、憂鬱な気分になりがちな雨の日でも、雨をテーマにした絵画を飾ることで、少しづつ親しみを持てるかもしれません。また、小ぶりなサイズの絵画であれば、季節のイメージに合わせて飾る絵を変えることで、絵からも四季を感じられるようになるでしょう。
今回ご紹介したお花やインテリアコーディネートと合わせて、ぜひ自分なりのアートの楽しみ方を見付けてくださいね。
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