照明の選び方のコツ!基礎知識からトレンドまでスッキリ解説
投稿日:(金)
目次
照明の選び方⑴必要な明るさで選ぶ
そんなことをいちいち普段から気にしている人はきっと誰もいないでしょう。 家に帰ってスイッチをONすればパっと部屋の照明がつくのが当たり前だと思っています。
ところが、阪神淡路大震災、東日本大震災、熊本地震・・・ひとたび災害がおき、部屋の明かりがつかないという経験をして、「はっ」とした人もいるのではないでしょうか。
明かりがいかに必要なものだったかということを。
暗闇は私たちに不安をもたらします。 そこに、ろうそく1本・・・たった1本のろうそくでも明かりがともれば、安堵とやすらぎを得ることが出来るのです。
少しだけ専門的なお話をします。
ろうそく1本の明るさは、12.566ルーメンです。
60Wの電球1個の明るさは、810ルーメンです。
60Wの電球1個と、ろうそく65本が、つまり同じ明るさです。
照明の話をする際にはいくつかの単位が出てきますのでそれが少しややこしいのです。
簡単にご説明しておきます。
■ルーメンは「光量」を表す単位
光源がどれくらいの明るさを放っているかを表しています。光源そのものの強さです。
■ルクスは「照度」を表す単位
照らされている面がどれくらい明るいのかを表しています。
同じ器具でも、そこから1メートル離れたところとそこから5メートル離れたところでは明るさが違ってきますし、まわりが白い壁なのか、黒い壁なのかなど環境によっても変わります。それが照度です。
例えば、満月の夜は0.2ルクス。おしゃれなBARなら5ルクスくらい。オフィスのデスク面や読書に必要なのは700ルクス、ミシンなど手元で細かい作業をするなら1500ルクス。
そういった基準となる照度を確保できるように照明計画をします。
■ワットは「消費電力」を表す単位
810ルーメンの光量を確保するために、白熱電球は60Wの電力を消費し、蛍光灯なら10Wの電力を消費し、LEDは、9.2Wの電力を消費します。
ワットは明るさを表す単位などではないのですが、「6畳の部屋なら何ワットの明るさが必要でしょうか?」なんていうふうに、なぜかワット数を基準に明るさを考えてしまうのが一般的なんですね。
照明の選び方⑵部屋を彩るインテリアとして選ぶ
お部屋の広さに対して必要な明るさを確保するため、私たちはろうそくではなくて照明器具を用意します。 以前は主流だった「1室1灯」という考え方から、今の時代は「1室多灯」の考え方に段々とシフトしています。
天井にボコっと照明をひとつつけて部屋全体を照らすのではなくて、スタンド照明や間接照明、複数の照明を適材適所に設置し、エコで、ドラマティックで、質をあげた豊かな生活をしましょうという考えです。
あなたがもしワンルームにお住まいなら、天井にひとつ照明器具をぶらさげて終わりではなく、ベッドの横に手元の灯りを確保するスタンド照明や、部屋のコーナー(角)を照らす間接照明を取り入れて空間を広く感じさせる演出をしてみてはいかがでしょうか。
照明は、単に明るさを確保する機能面だけではなくて、空間を演出する光のデコレーションでもあり、癒しを得るセラピーにもなり得るのです。
プロが教える部屋に合わせた照明の選びのコツ
もちろん、インテリアの流行りのスタイルに合わせて、照明のデザインも移り変わっていきます。
ここ最近は、レンガの壁や朽ち始めた木材の雰囲気などが特長的なDIY系、塩系、ブルックリンスタイルといった「男の子っぽいインテリア」と、シャビーな塗装、白いイメージの、フェミニンな「女の子っぽいインテリア」と、すっきりシンプルなところにひとさじのアートを絡めていく「モーディッシュなインテリア」などが人気があります。
照明もそれぞれのインテリアテイストに合わせたものが良いでしょう。
トレンドを取り入れるなら以下のお店の照明が旬です!是非見てみてくださいね。
男の子っぽいインテリアづくりにおすすめ
■アートワークスタジオ
細部にこだわったオリジナルのデザインが特徴です。
http://www.artworkstudio.co.jp/products/
■TOOL BOX
R不動産の関連会社が運営しています。
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■オリジナルBTC
イギリスのメーカー。日本でも取り扱いがあります。
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女の子っぽいインテリアづくりにおすすめ
■エルジュエル・ライティング
12万点以上、低価格から高額品まで幅広いシャンデリアを扱う麻布のお店です。
http://eljewell-chandelier.com/
■シェリートライフル
オンラインショップでも購入できる、シャンデリアだらけの青山のお店です。
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女の子がわくわくしちゃうガーリーな照明が集まっています。
http://kino-interior.com/?mode=cate&cbid=1678461&csid=3
モーディッシュなインテリアづくりにおすすめ
■トム・ディクソン
「今」を感じる旬のデザイナーが手がけています。
■ルミナベッラ
かっこいい!のデザインが勢ぞろいしています。
■ディクラッセ
デザインから製造、販売まで一貫して手掛けるデザインカンパニー。 手の届く価格帯で楽しめます。
いかがでしたか?
照明のデザインで「部屋のテイストが決まる」と言っても過言ではありません。
まずはスタンド照明をひとつ、探してみてはいかがですか。
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