酉(とり)を見てゲン担ぎ!無料で見られる「鳥アート」

投稿日:(土)

アート

目次

2022.3.11.UPDATE

無料で見られる「鳥アート」は赤坂にあり!

ご存知のとおり、2017年は「酉年」
ということで、今回は鳥に関する無料で観れる美術作品を紹介していきます。




2017年の干支である、酉(とり)は、元旦も明け方いちばんに鳴くため「縁起がいい」と言われています。そのほかにも幸運を取り(とり)込む、飛翔の意味を持つといった何かと縁起がいいモチーフ。
せっかくなので運気も取り込みながら、美術散歩をしてみましょう!


作品に出会うために、まずは東京メトロ千代田線赤坂駅へ。
赤坂出口に向かう3番出口を目指し改札を抜けると、そこには千住博さんの 《四季樹木図》 がありました。




大空間に四季が鮮やかに描かれた作品は、日本画家の千住画伯の絵を信楽で陶板に焼き付け、並べて仕上げたもの。かなり巨大でエスカレーターに乗りながら、皆さん目を奪われている模様です。


新春っぽくて、なんかおめでたいですが、鳥がいないので今回はスルー。
赤坂サカスの敷地内にある憩いの広場を目指します。




すると、すでに憩っている(?)先客が。






そう、こちらが本日ご紹介したい美術作品・・・






無料で観れる 鳥に関する美術作品、 《PollyZeus》です。


作者は、日本を代表する現代アーティストの一人である椿昇(つばき・のぼる)さん。 アートが好きな方は、2001年の横浜トリエンナーレで、全長50メートルの巨大なバッタの作品を発表した人と聞けば、ピンとくるかもしれません。 この作品は1994年に完成され、2008年秋に行われた「Akasaka Art Flower 08」の参加作品でもあります。


全身黄色なので、カナリアなのかなと思ったのですが。 新年早々、間違った情報をお届けするのもなんなので、餅は餅屋、鳥は鳥博士にということで、お世話になっている鳥博士・高橋雅雄君に、確認してもらいました。


すると・・・


「顔が少しディズニーっぽいけど、セキセイインコのつもりだと思う。」


との回答が。
背に青は見当たりませんが、セキセイインコ (背黄青鸚哥) だそうです。


確かにその後調べてみると、「インコを250倍に拡大した作品」との説明もありました。間違いなくインコです。ちなみに、本物のセキセイインコと違って、王冠をかぶっています。
実は、偉いんでしょうね。
確かに、よくよく見れば、威厳すら感じられます。目が笑っていません。


ずっと眺めていると怖くもありますが、ビビッドな黄色と赤坂のビル街のコラボレーションはなかなか見ものです。
赤坂サカスへのお買い物ついでに、ふらっと鳥を鑑賞して、巨大なインコに2017年の幸運を祈念するのものいいかもしれません。



場所
赤坂サカス・憩いの広場
アクセス
東京メトロ千代田線 「赤坂駅」 3a出口徒歩1分
椿 昇
椿 昇(つばき のぼる)は、日本の現代美術家。 京都府出身、京都市立芸術大学西洋画専攻卒業。1980年代から、美術と社会の関係を問い直す作品を発表している。2001年の横浜トリエンナーレで発表した全長50メートルの巨大なバッタ(椿昇+室井尚「インセクト・ワールド-飛蝗」)等が主な作品。 現在は帝塚山学院大学助教授等を経て、京都造形芸術大学芸術学部美術工芸学科教授としても活動中。

 


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