- 制作年
- 2022年
- 技法/画材
- ロウケツ染、綿布、反応染料、金糸、木製パネル
- サイズ
- 227mm×158mm×20mm
- 重さ
- 144g
- ストーリー
- ロウケツ染(溶かした蝋を筆で布の上に置きその上から染料で染め、蝋を落とすという工程を何度も繰り返して染め上げる伝統的な染色技法。蝋が置かれた場所は染まらず防染され、蝋を置く→染色する→脱蝋する(蝋を落とす)という工程を繰り返すことにより染料の層が出来、奥行きのある画面となる。)した布を木製パネルに張り込んだ作品です。 ロウケツ染は、絵の具を使った表現とは異なり、物質的な重なりが無い平面的で独特な奥行きのある画面が魅力です。 日常の中で出会った心に残る景色を抽出し、抽象的に表現しました。空気の流れや、光の具合、風の匂いを感じていただけたら嬉しいです。
- 備考
- サインあり。染色は直射日光に弱いので、直射日光の当たらない室内に飾って下さい。
【まあるい四角】
ふとした情景をロウケツ染や糸で描くことを通して表現をしている大蔵紗也の作品。やわらかな色合いと線がなんとも心地良い。
モダンでシンプル、そしてアンニュイさもあり、雰囲気のある空間とマッチ。
同系色の家具と合わせるとお部屋に一体感が生まれる。