- 制作年
- 2021年
- 技法/画材
- ロウケツ染/綿布、反応染料、金糸
- サイズ
- 158mm×227mm,厚さ20mm
- ストーリー
- ロウケツ染(溶かした蝋を筆で布の上に置きその上から染料で染め、蝋を落とすという工程を何度も繰り返して染め上げる伝統的な染色技法。蝋が置かれた場所は染まらず防染され、蝋を置く→染色する→脱蝋する(蝋を落とす)という工程を繰り返すことにより染料の層が出来、奥行きのある画面となる。)した布を木製パネルに張り込んだ作品です。 見る角度によって金糸が輝き、見る度に新しい発見があると思います。また、ロウケツ染は絵の具を使った表現とは異なり、絵の具の重なりが無い平面的で独特な画面が魅力です。 日常の中で出会った心に残る景色を抽出し、抽象的に表現しました。空気の流れや、光の具合、風の匂いを感じていただけたら嬉しいです。
- 備考
- サインあり。染色は直射日光に弱いので、直射日光の当たらない室内に飾って下さい。
【流るる星】
黒い背景に流動体のような神秘性のあるモチーフが描かれています。夜空に浮かぶ星や雲を想像しますね。
作家独自の技法が特徴的な一枚です。絵の具とは異なる奥行きのある表現に他の作家にはない個性を感じます。
見ているだけで心が洗われそうな本作品。居間などのホット一息つきたい空間にいかがでしょうか。