- 制作年
- 不明
- 技法/画材
- アクリル / 木製額縁
- サイズ
- 140mm×140mm,額縁サイズ200mm×200mm / 240mm×240mm, 額縁込み 300mm×300mm
- 重さ
- 350g
- ストーリー
- すぐ隣に居る人も
仲間である人達も
ひとりひとり 想いが違い
立場も違う
大人と子供 男と女
人種と人種 国と国
そして 政治や経済
思想や宗教
そこには
誰もが侵してはならない
領域がある
■concept
国は国民のプライバシーの保護を謳い、法律で保護法を作り、個人個人の権利を守ってくれる。その一方で、マイナンバーやスマートフォンの位置情報等により個人の行動や嗜好と更には病歴又は資産までも知る事が出来る。この情報が漏れ出て一般の人々が知る事になる事件がたびたび発生しているのも現状です。国と国、国と個人、個人と個人。この関係の中で侵してはいけない事がたくさんあると思います。それぞれに領域が有り、自国民はもとより他国や他人に必要以上の干渉をしない事が望ましいと思いこの絵を描きました。
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備考サインあり。
※写真撮影の関係上、アクリル板を外しています。実際はアクリル板がついています。
【限りなく近く、限りなく遠い】
黒い地に浮かび上がる、人間を象ったようなモノ。それらの境界にはうっすらと、しかし確実に存在している白い線
わたしたちには、それぞれ守るべき、弁えるべき距離があることをこの絵を見ると改めて感じます。決して踏み越えるべきでない領域が必ず、誰しもの間にも存在している。
だからこそ、わたしたちが存在できていることにも気付くことができる。独特な色味と世界観の作品の存在感もまた、わたしたちと作品の境界線があるからこそのものだろう。