- 制作年
- 2021年
- 技法/画材
- 油絵
- サイズ
- 180mm×180mm×20mm
- 重さ
- 140g
- ストーリー
- 日常生活で気になることや普段思っていることを、描きながら絵とリンクさせていく“One by One”シリーズより。 描きながら、絵からの「印象=Impression」を受け取って、また「表現=Expression」する、そんな絵とのやり取りをして、完成しました。 植物のようなフォルムを対にして描いています。画面の上部にあるストロークと、その中にある筆跡が「時間」を表しています。「時間」というものが、後ろから前へ流れているのか、前から後ろへ流れているのか、はたまた「今」しかないのか。それは分かりませんが、時間が経ったからこそ、痛みが消えて思い出せることもあるし、時間の中で生まれるものがあれば、なくなるものもあるんだなと思います。
- 備考
- サインあり, 紙媒体の作品証明書付き
今回は時間がテーマの作品です。振幅数を測るような上部の線が目に飛び込んできます。
時間の在処はどこなのか。鑑賞者である私たちは作家の筆致をたどりながら常に考えることになるでしょう。
絵画を中心として時間が動き出すような、そんな不思議な魅力さえ持っています。小ぶりのサイズを活かして、リビングの差し色としてもおすすめです。