- 制作年
- 2020年
- 技法/画材
- 油絵
- サイズ
- 455mm×380mm
- ストーリー
- 「悲しみ」について描いたものです。描いた当時は「悲しみ」って分からないな、抽象的だな、と思っていたのですが、おばあさんを亡くしたときに、その感覚がすうっと染み込んできて、涙が止まりませんでした。火によって、灰になり、天に昇っていく。この世の理(ことわり)には必ず「悲しみ」が混ざっている、だからこそ日常が輝く、そんな感じがしました。
- 備考
- サインあり。紙媒体の作品証明書付き
【悲しみの先】
感情を抽象的に表現したアートです。ブルーを基調として穏やかな色合いで描かれています。その中でも感情の変化や芯のような部分を下方の赤や青の太い縦ラインから感じることが出来ます。ストーリを知ってから気づくアートの変化。その変化を知ることもアートの見方のひとつです。
多角形が重なり合い、後ろの多角形は次第に消えていきそうに上へ上がっている様にみえます。油絵の独特な表現がアートの面影を作っています。
ナチュラルな風合いの家具と相性が良く、木漏れ日のように優しく寄り添ってくれるようなアートです。