- 制作年
- 2023年
- 技法/画材
- 油彩/キャンバス/パネル
- サイズ
- 455mm×380mm, 厚さ25mm
- ストーリー
- 私は、遠くの空と海(あるいは稜線)の境界を臨んでいます。それは見ることのできる最も遠い場所であり、色彩や輪郭はおぼろげで、遠近さえも感じない平面的な風景として捉えられます。その境界を隔てて見えるほんのわずかな空気の違いと、おぼろげながらも微かに見える空際(そらぎわ)を見据えて、作品を描いています。
- 備考
- サインあり。
【溶け合う境目】
赤く染められた空や海の境目がにじみ、溶け合う美しさを見事に描いています。私もいつかこの風景を見たような、そんな懐かしい感覚に心が落ち着きます。
油絵の具の豊かな色彩と深みで、作品全体をあたたかく心地よいものにしていますね。
この作品が部屋全体を優しく包みこみ、居心地の良い空間にしてくれるでしょう。