- 制作年
- 2023年
- 技法/画材
- 油彩/キャンバス/パネル
- サイズ
- 270mm×430mm, 厚さ45mm
- ストーリー
- 私は、遠くの空と海(あるいは稜線)の境界を臨んでいます。それは見ることのできる最も遠い場所であり、色彩や輪郭はおぼろげで、遠近さえも感じない平面的な風景として捉えられます。その境界を隔てて見えるほんのわずかな空気の違いと、おぼろげながらも微かに見える空際(そらぎわ)を見据えて、作品を描いています。
- 備考
- サインあり。
【優しく、柔らかな境界】
空と海の稜線を元に描かれた作品です。その境界線は優しく柔らかで、実は境目などないのでは、と自分の心に今一度聞いてみたくなりました。
油彩を用いて重ねられた色、筆使いは作品の奥行きを感じさせてくれます。光が当たるとまた、色んな表情を見せてくれます。
厚みのある作品で、部屋に飾ると小窓のようにもなります。窓のない部屋や開放感を出したいお部屋にもとてもおすすめです。