- 制作年
- 2024年
- 技法/画材
- 水性ペンキ
- サイズ
- 450mm×250mm, 厚さ30mm
- 重さ
- 840g
- ストーリー
- 樹木になぜ年輪ができるのか?それは四季の影響によるものらしい。冬は成長を止め厚い樹皮を着て耐え忍ぶ、春は樹皮を捨て花を咲かす、夏は緑を纏い栄養を得る、秋は実葉を落とし生存と繁殖に挑む。この繰り返しをする事で年輪が出来きるのだという。年輪を重ねた木は若い木よりも遥かに強い。 そしてこれは人の営みも同様で 我々も年輪を帯びて成長すべきだと思う。 作品の題名「吉祥」とは人生の節目を祝うという習慣、おめでたい事の「印」という意味で、 この「印」と「年輪」は似ている。 人は吉祥を経て変化していく。変化が積み重なってできる年輪、そして備わる芯の強さは人生の中の吉祥の数で決まる。 この作品は人生の苦と楽、耐と成、労と報、悲と喜、哀と愛、別と生、を祝う様、 つまりは「吉祥」を描いた作品です。
- 備考
- サインあり。
【多彩な経験を物語る】
年輪を表現したストライプ状のラインには多彩な色が含まれ、積み重ねられてきた経験の多彩さを物語っているかのようです。木の温もりを感じさせる洗練された配色は、ナチュラルモダンなインテリアにぴったりです。