- 制作年
- 2017年
- 技法,材質
- アクリル絵具、岩絵具、金泥、パール粉、チラシ等のコラージュ
- サイズ
- H412×W320mm
- ストーリー
- 作品名は「群衆の個性」という意味です。街を行き交う人々のドローイングを行う中で当時感じたことをテーマにしています。それは匿名性を持った群衆と、その群衆は一つ一つの個、個性を持った存在で成り立っている、という一見相反する関係がひとつながりであること。そしてそこには曖昧さや危うさ、一種の安心感が潜んでいるのではないか、ということです。 たとえ群衆の一部としての存在であっても、個としての意思を持ち、存在できたら、自分もそうありたい、そんなことを思いながら今作は生まれました。
- 備考
- サインあり
【群衆の中の個性を描く】
匿名性を持った群衆も、よく見ると一つ一つの個性で成り立っている。曖昧で危ういけれどどこか安心感の感じられる“群衆”と“個性”が、カラフルなドローイングで描かれています。
遠目に見ると一つの大きなモチーフのようですが、近くで見ると一人一人の人間が描かれているのがわかります。まさに、群衆と個性が見事に表現された作品です。
グレーの背景の中にカラフルな色彩がよく映えている本作品は、モダンなインテリアやシックなお部屋との相性が良いです。飾るだけでスタイリッシュな空間を演出してくれるでしょう。