お金があるなら、すべてにお金をかけたいが…
無尽蔵に使えるお金が手に入ったと仮定した妄想話は楽しいですよね。世界旅行をする、高級ブランドを買いあさる、家を買う、島を買う。
そんな一通りの買い物欲を満たしたあとは、マネーゲームや出世欲を満たす妄想、寄付や慈善事業をするといったように他者への救済、良心に従う使い道の妄想。そして、いや〜使い切れないなぁ、なんてことを考えた後、そう、最後にみんなこう思うのです。
宝くじ、当たらないし。

ですよね、ですよね、ですよね。夢物語終了。はい、今日もビールが美味しい。
ところで、インテリアのお話をしましょう。
非の打ちどころのないような完璧なお金の掛け方もアリですが、私たちは私たちの世界で(どんな世界?)素敵な暮らしを手に入れたいと思います。
インテリアはファッションに似ている
ファッションのことをちょっと思ってみてください。
男性なら、ネクタイ、時計やメガネ。女性なら、パンプス、スカーフやブレスレットなど。きっと「ここを押さえておきましょう」というポイントがあるはずです。
例えば、Yシャツは既製品でもいいけれど、靴だけいいものを履こう、などです。

インテリアにも同じように、ここだけは押さえてもらいたい、ここだけはお金をけちらないで欲しいというポイントが3つあります。
1.照明にこだわること
2.部屋にアートがあること
この3つを押さえていれば、なにも100万円もするようなソファじゃなくて、IKEAの家具でもいいのです。100円ショップの小物を取り入れていてもいいのです。
それでは、詳しく解説していきましょう!!
照明にこだわる
1つめは「照明にこだわること」。
照明にこだわるというのは2つの要素がありまして、ひとつは「照明器具のデザイン、形」そのものをいい、もうひとつは「灯り、光」なのですが、大切なのは後者です。

灯り(光)には、蛍光灯の白っぽいものから、白熱灯のオレンジのものがあります。また、直接照らすのか、間接的に照らすのか、さまざまな計画の仕方ができる。
インテリアの要素(家具や小物)をまったく変えずに、照明を変えるだけで部屋はガラリとイメチェンできます。
そうはいっても照明選びは複雑です。「ルーメン」「ワット」などの専門用語に加えて、種類もたくさん。詳しい照明の解説や、プロおすすめの照明一押しショップはこちらをご覧ください。
部屋にアートがあること
そして2つめは「部屋にアートがあること」。
これがなければ、インテリアは画竜点睛を欠いた状態です。照明や家具やカーテンと違って「なくても済む」ものだと思い、省いてしまう人は多いかもしれません。
しかし、ズボンはいたらベルト絞めますよね?あるいは、女性なら化粧しますよね?それと同じで、あれば美しく、また魅力的な部屋になります。

「どのアートが似合うかわからない…」という悩みももちろんあるでしょうが、アートを選ぶ際に大切なことは「その絵を好きかどうか」です。
例えばシンプルなものを差し色のように飾ってみたり、
絵を買いたいけど、買い方がわからないという方は、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。 部屋にアートを飾ると分かりますが、その存在感は想像以上。 毎日目に触れるので、自分らしい、自分を勇気付けてくれるアートを是非飾ってみてくださいね。
ファブリックがジャストサイズであること
3つめの「ファブリックがジャストサイズであること」は、これまたファッションにも通じるかと思います。
20万円のスーツでも体のサイズに合っていないものを着ていては、とても違和感があり素敵に見えません。180センチの人がSサイズのカットソーを着てるときの袖の寸足らず感、痩せている人がオーバーサイズすぎる服を着ている時のだらしなさ。
インテリアもそれと同じようなことが起こります。インテリアでいうファブリックは、主にカーテンやベッドカバーがそれにあたります。

お邪魔したお部屋にぶらさがっているカーテンがジャストサイズじゃないと、途端にその部屋はチープに見えます。高い生地を使っているか、オーダー品かということはあまり問題ではありません。
既製品でも手作りでも良いのです。 ちゃんと意図したサイズになっているかどうか。きっちり見えるようにサイズにはこだわるべきです。
カーテン以外にも、ロールスクリーンなどを取り入れると生地がもたつかずすっきりと見えます。窓がスリム化すると、それだけで部屋が広く見えるのでオススメです。
インテリアにもメリハリを!
いかがでしたか?
以上のポイントは「お金をかけるもの」と認識して、メリハリあるインテリアを楽しみましょう。あなたらしい素敵なインテリアづくりの参考にしてほしいと思います。
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