- 制作年
- 2024年
- 技法/画材
- 水性ペンキ、合板
- サイズ
- 300mm×20mm, 厚さ35mm
- 重さ
- 580g
- ストーリー
- 棚機の女 先祖の霊を祀るべき織物を、誰よりも美しく織りあげる事ができた女は、若くて勤勉だった。常に休みを厭わず織りあげるその姿は天帝の目に留まり、少しは休むようにと、牛飼いの青年を引き合わせた。それまで織物を織ることしか知らなかった女は忽ち青年に恋をし、青年も同じく女に一目惚れしたため、二人は夫婦となった。 その後、二人は仲むつまじく暮らすのだが女は幸せの余り織物を織ることを怠るようになる。見かねた天帝は二人の間に川を通し、仲が良い事はいい事だが、一年に一度だけ川の水かさが下がる時にお互い川を渡って会うようになさい、と二人を戒めた。女は再び以前のように美しい織物を織るようになり天帝を安心させた。一年に一度だけ夫に会える日を心待ちにしながら女は今も棚機(たなばた)で織物を編んでいる。 作品はこの女が編む織物をイメージして制作したものです。
- 備考
- サインあり。
【コントラスト】
カラフルな縦のストライプと異なる色のブロックが組み合わさっており、コントラストがとても印象的です。
光沢があり、鮮やかな色調からはエネルギーが感じられます。
この作品を飾ることで、部屋全体が活気に満ちた空間になるでしょう。