- 制作年
- 2022年
- 技法/画材
- カラーインク/紙/パネル
- サイズ
- 430mm×430mm
- ストーリー
- この作品は、自然の中から聞こえてくる音の印象を、水の流動に重ね合わせて描き表しています。波紋状に生まれ残響を曳きながら消失していく音の広がりは、色の滲みや水の流動の痕跡など私の描きたいイメージと呼応し想像を掻き立てられます。自然から垣間見る気配を音の印象として感じ取り、画面へと繋ぎとめた作品です。
- 備考
- サインあり。作品裏の木枠に比べて画面の天板を大きめに仕立てているため、作品を壁に掛けていただくと、壁から画面が浮いて見える様子でご覧いただけます。
【響きを感じて】
イエローとブラウンの独特の色合いに水の流動を描いた一枚。一枚の絵とは思えない有機物のような息吹を感じます。
モチーフごとの境界線はにじんでいます。まるで境界がない水のような表現されているように思えますね。
見ているだけで癒しをもらえそうな本作品。ホッと一息つきたい空間に置くことで、より癒しの空間となるでしょう。