- 制作年
- 2022年
- 技法/画材
- 墨/紙/パネル
- サイズ
- 200mm×200mm
- ストーリー
- “negative space”とは空白を意味します。空白は、描かれた箇所とそうでない箇所を境にして出現します。それは、描くという行為がない以上、空白もまた表すことができないイメージであるということです。本作品では、墨の流れで表されたイメージと、本来“無い”とされる空白がイメージとして出現する様子を描き表しています。両者とも、見る対象としての曖昧さを含む一方で、画面上では両者による新たな諧調が現れること目指して描いています。
- 備考
- サインあり。作品裏の木枠に比べて画面の天板を大きめに仕立てているため、作品を壁に掛けていただくと、壁から画面が浮いて見える様子でご覧いただけます。
【真を見つめて】
墨の流れで表されたイメージと、本来「無い」とされる空白がイメージとして出現する様子を描き表した一枚。モノトーンな色合いがスタイリッシュですね。
墨本来の素材を生かし、色の濃淡や滲み加減などが様々な面から表現されています。多彩な表現が込められた様子に、何度見ても新しい発見がありそうです。
モノトーンでスタイリッシュな雰囲気を持つ本作品。「和」の要素を生かし、植物と一緒に飾ることで、他にはない粋な空間になるでしょう。