- 制作年
- 2020年
- 技法,材質
- カラーインク、紙、パネル
- サイズ
- 205mm × 310mm
- ストーリー
- 水で描いた後に、カラーインクを流してイメージを描いています。画面が乾くと、水とともに私が描いた行為も同時に消失し、それらがあったであろう痕跡が残されます。いずれ消えゆくものの痕跡は、「見えないもの」と「描くこと」を結び付けるための試みです。
- 備考
- サインあり
【消える痕跡に重なるイメージ】
乾くと消えてしまう水で描いた後、カラーインクを流してイメージを表現した作品。
完成品にはもう残されていない水の描線に、どこかはかなさを感じてしまいます。
キャンバスの上を走るカラーインクは、自由自在に広がっていくように見えて、実はもう見えない水の後を追っているだけ。
見えないけれどそこに確実にあったものが描かれている、不思議な感覚が味わえます。
様々なカラーインクで表現された本シリーズは、どれもお部屋をスタイリッシュな印象に変えてくれます。
サイズやカラーも多様なので、何種類か組み合わせて飾るのもオススメです。
色鮮やかなキャンバスは、無彩色を基調としたインテリアによく映えるでしょう。