- 制作年
- 2023年
- 技法/画材
- 油彩/キャンバス/パネル
- サイズ
- 300mm×300mm, 厚さ45mm
- ストーリー
- 私は、遠くの空と海(あるいは稜線)の境界を臨んでいます。それは見ることのできる最も遠い場所であり、色彩や輪郭はおぼろげで、遠近さえも感じない平面的な風景として捉えられます。その境界を隔てて見えるほんのわずかな空気の違いと、おぼろげながらも微かに見える空際(そらぎわ)を見据えて、作品を描いています。
- 備考
- サインあり。
【月明かり】
手前にあるのは湖で、奥は月明かりに照らされた丘のようにも見えます。朧げに描かれた稜線が全体を優しく柔らかな雰囲気にしてくれています。
色の濃淡が繊細に描かれており、平面のアートでありながらも奥行きを感じることができます。
厚みのある作品で、部屋に飾ると小窓のようにもなります。まるで窓の外の景色を見ているような感覚になります。