- 制作年
- 2022年
- 技法/画材
- 油彩/キャンバス/パネル
- サイズ
- 270mm×430mm, 厚さ45mm
- ストーリー
- 私は、遠くの空と海(あるいは稜線)の境界を臨んでいます。それは見ることのできる最も遠い場所であり、色彩や輪郭はおぼろげで、遠近さえも感じない平面的な風景として捉えられます。その境界を隔てて見えるほんのわずかな空気の違いと、おぼろげながらも微かに見える空際(そらぎわ)を見据えて、作品を描いています。
- 備考
- サインあり。
【4つの境界】
空と海の境界を描く北島曜の「horizontal flow」シリーズ。どこの風景をいつ切り取って描いたのか、見ている人に時間や光の反射具合、風景を見ている場所までをも想像させてくれます。今回は珍しく4色を基調としたアート作品です。
上の2色は空や分厚い雲を表しているのか、イエローは夕焼けを表現しているようにも見えます。近づいてみると、微妙な色合いの濃淡や掠れ具合が見えてきます。
北欧テイストやナチュラルな雰囲気のお部屋によく合います。独特な丸みのあるラインが、どこかノスタルジックな雰囲気を演出してくれますね。