- 制作年
- 2026年
- 技法/画材
- ミクストメディア
- サイズ
- 150mm×150mm, 厚さ31mm
- 重さ
- 120g
- ストーリー
- 木漏れ日が揺れる静かな水場に足を踏み入れると、どこからか絶え間なく澄んだ水の湧き出る音が聞こえてきます。 石組みの泉に満ちる、底まで透き通った冷たい水。 そっと手を浸すと、その心地よさにほてっていた身体がすっと鎮まり、それまで無意識に浅くなっていた呼吸が、自然と深く、ゆっくりとしたものへと変わっていくのを感じました。 ある島を旅した時に出会った、地中からこんこんと湧き出し続ける清らかな水の記憶。 あの時、水面に広がっては消えていく波紋を見つめていた静寂の時間を、そのまま空間に留めておきたくてこの作品は生まれました。 澄んだ青を湛えた水鏡に、ひとしずくが落ちる。 そこから静かに広がる波紋は、停滞していた空気をそっと押し流し、新しい時間が動き出す静かなエネルギーに満ちています。 メディウムで丁寧に層を重ねて描き出した波紋の起伏に、清涼なアクリルの青を浮かび上がらせました。 中央や波間に落ちたガラスとレジンの雫は、光の当たる角度によって瑞々しい影を落とし、まるで水面そのものが静かに呼吸しているかのように表情を変えていきます。 このはじまりの雫が壁にあると、部屋のその場所にだけ、心地よい風が通り抜け、絶え間なく澄んだ水が湧き出るような空間が生まれます。 朝の透き通った光の中では新しい一日の始まりを瑞々しく告げ、夜の静けさの中では、心を鎮める穏やかな水鏡となります。 頭の中をからっぽにして静かに過ごしたい時。 無意識に力んでいた肩を下ろして、深く整った呼吸を取り戻したい時。 そして、ただ空を見上げるような心の余白を取り戻したい時。 ふと視線を向けるだけで、身体のこわばりがふっと緩むような、そんな感覚を日常に運んでくれるはずです。 絶え間なく湧き出る清涼な水の気配が、見るひの暮らしにどこまでも続く心地よい静寂を広げていきますように。
- 【仕様】 主な素材:木製パネル、テクスチャーメディウム、レジン、ガラス、アクリル絵具
- 備考
- サインあり。
- 【ご購入前にお読みください】
- ・作品証明書を同封し、裏面に直筆サインを記載してお届けします。
- ・画面環境による色味の違いや、手仕事による裏面の絵の具付着はあらかじめご了承ください。
- ・変色や劣化を防ぐため、直射日光・高温多湿・極端な乾燥(エアコンの風など)を避けてお飾りください。
- ・繊細な作品のため、水拭きや摩擦は避け、ホコリは柔らかいブラシ等で優しく払ってください。
【静寂をめぐる波紋】
こんこんと湧き出る清らかな泉の記憶を宿したテクスチャーアート。ライトブルーの水鏡にひとしずくが落ち、静かに広がっていく波紋の美しさを、ダイナミックな渦の陰影とちりばめられたガラスのきらめきで表現しています。眺めているだけで、ほてった身体をすっと鎮め、浅くなった呼吸を深く整えてくれるような静寂を纏い、停滞した空気を新しいエネルギーで満たしてくれる至高の一点物です。