通常価格¥55,000
¥55,000
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- 制作年
- 2025年
- 技法/画材
- ボールペン
- サイズ
- 300mm×230mm, 額縁サイズ427mm×335mm, 厚さ23mm
- 重さ
- 960g
- ストーリー
- クワオリの街はとても大きな街でした。少年が先生と旅を始めてから、これほど大きな街に来るのは初めてのことでしたから、少年は胸を弾ませていました。それに先生が「ここにはいい場所があるんだよ」なんてニヤニヤとするもんですから、期待は膨らむばかりです。 大きな門をくぐると、店が立ち並ぶメインストリートが目の前に広がりました。しかし、少年が立ち並ぶ店を覗く間もなく、先生はズンズンと通りを進んでいきます。賑やかな喧騒は少しずつ遠ざかっていき、気付けば人通りもまばらな路地に立っていました。「こっちこっち」と先生の弾んだ声が聞こえます。少年が錆びた階段を上がると先生は手作りの釣竿を屋上から外へ垂らしていました。 「この街、人がいっぱい住んでるだろ。餌が豊富だから羽根魚がたくさんいるんだよ」 先生は楽しそうに言いました。 「そうですか」 少年は力なく相槌を打ち、釣竿の先に群がる魚たちを眺めました。 (本当はおしゃれな食事処やキラキラした都会っぽいところに連れていってもらいたかったな…) 少年はそんなことを心の中で思いながらも、子どものようにはしゃぐ先生と、餌をついばむ羽根魚を眺める時間も悪くないと思い始めていました。
- 備考
- サインあり。 直射日光、過度な湿度は作品を痛めますのでご注意ください。
【坂の上の物語】
石垣の街並みと個性豊かな人物たちが織りなす、物語の1ページのような繊細なペン画です。緻密に描き込まれたテクスチャーとモノクロームの柔らかな世界観が、見るたびに新しい発見とワクワク感を与えてくれます。シックなダークブラウンの額縁が空間を品よく引き締め、日常の中にどこか懐かしく温かなストーリーを添えてくれる特別な一枚です。



