- 制作年
- 2024年
- 技法/画材
- 画用紙、アクリルガッシュ
- サイズ
- 288mm×379mm, 額縁サイズ305mm×396mm, 厚さ20mm
- 重さ
- 657g
- ストーリー
- 私には季節で一区切りになるようなものはもうありませんが、それでも道端に桜の花びらが落ちているのを見かけると「また春が来たんだな」と嬉しいきもちになります。私の故郷は冬が長いので、なおさら春が特別なのかもしれません。
- 備考
- サインなし。
【春を味わう】
赤い楕円形の中に、男性の横顔と差し出した手。はらはらと舞い落ちてくる花びらを受け止めながら、全身でしみじみと春を感じ、味わっているようです。シンプルな配色と構成が、暖かな春の陽気を十分に感じさせてくれます。
舞い散る桜と同時に、人物の揺れる髪も、春の風を感じさせます。幸福感に満ちた表情ですね。
鮮やかな赤が目を引く一方で、不思議な穏やかさや優しさを感じさせてくれる作品です。リビングやダイニングなどにおすすめです。