大きな時計台の有る村
大きな時計台の有る村
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大きな時計台の有る村
大きな時計台の有る村
大きな時計台の有る村
大きな時計台の有る村
通常価格 ¥5,500
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制作年
2022年
技法/画材
ジークレープリント/木製額縁
サイズ
140mm×140mm, 額縁サイズ200mm×200mm
重さ
350g
ストーリー
■story
いつ誰が建てたのか村人達は知りません。時計守は何代も続いていますが、そのいきさつについては全く言い継がれていないのです。
この時計台は高さ20メートル以上もあって、 しかも標高300メートル程の頂に建っているので 四方八方近隣の村々のどこからでも、 時間を知る事が出来ます。 時計台には時計守と言う、時を知らせる人が居ます。
時計守は年令や性別を問わず時計台が見える地域から、几帳面で人望が厚く責任感の強い人が選出されます。
選ばれたその人には 時計台のすぐ下に、 自宅が準備されます。時計守は一日に4回キッチリと6時間おきに針を合わせ、 時を知らせる鐘を鳴らさなければなりません。
時計台の内部には螺旋階段が有り、その階段は100段にも及びます。上り下りで200段余り、それを一日4往復しなければならないのです。そして体力が続く限り一生の仕事となるのです。
今この職務に就いている時計守は、9代目に当たります。40才の時に任され来年4月には80才になる高齢の男性です。最近は階段の上り下りに少し限界を感じ始めているらしく、ちょっと弱気な発言も聞こえて来ます。
名誉有るこの仕事を全うしなければとの思いと、体力の衰えの狭間で迷っているのかもしれません。 次の担い手にバトンを渡すタイミングが掴めないまま、いちにちいちにちが過ぎて行きますが、本人はきっとこの歴史をつなぐ仕事に携われる自分に誇りと喜びを噛みしめながら 生きているのに違いないのです。
一日でも長く勤まる事を願いつつ、毎日を送っているのだと思います。
備考
サインあり。
※写真撮影の関係上、アクリル板を外しています。実際はアクリル板がついています。 色の鮮やかさをそのままに、ジークレープリント(クリエイティブプリント)で出力しました。



【遠くの時計台で】


薄暗い背景にひっそりとそびえ立つ時計台が印象的な一枚。建物が丸みを帯びて描かれている様子に物語らしさを感じます。


お揃いで建てられたように見える赤い屋根の家。少し観察してみると、それぞれに特徴があります。まるでその村の住民を表しているようですね。

画像

落ち着いた色合いが特徴的な本作品。モノトーンでまとめたワークデスクの上に飾っても、作品本来の落ち着いた色合いによって空間に馴染むでしょう。

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