しおり 03〈春愁〉 red
しおり 03〈春愁〉 red
しおり 03〈春愁〉 red
しおり 03〈春愁〉 red
通常価格 ¥3,500
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制作年
2021年
技法/画材
レーザー彫刻、カラースエード
サイズ
120mm×80mm
ストーリー
746年、奈良の都から越中(現在の富山県付近)へ赴任した大伴家持は現地で多くの和歌を詠み、それらは万葉集の17-19巻に収められています。越中の豊かな自然と、都への望郷の想いが大伴家持の創作に影響を与えたようです。 しおり〈春愁〉の模様は、大伴家持の和歌に出てくる鳥や花で構成されています。花を詠んで幻のように儚く、鳥を詠んでどこかもの悲しく愁う。 1200年前の歌人の視点-和歌を通して、現在と過去の風景とが重なり合うことをテーマにした栞です。 _________________________ もののふの 八十娘子(やそをとめ)らが 汲くみまがふ                  寺井の上の かたかごの花  あしひきの 八つ峰の雉(きぎし) 鳴きとよむ                 朝明の霞 見れば悲しも ___________________________ 仕様: カラースエード、タトウ箱入り、色:ダークワインレッド サイズ: 本体約12×8㎝/箱15×11×厚さ1㎝
備考
サインなし。※スエード生地の柔らかなしおりです。※布地の性質上、長期間同じものに触れるとわずかに色移りします。※1つずつ手作業で機械を使って加工している、アート作品に準ずるグッズです。若干の個体差をお楽しみください。


【雅に、儚く】


大伴家持の和歌に出てくる鳥や花のモチーフで構成した一作。濃い紫色のフェルトからは高貴さを感じます。


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モチーフの鳥や花が繊細に表現されています。子ども時代の宝物のように、ずっと大事に仕舞っていたくなりますね。


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フェルトの紫色が独特の高貴さを演出している本作品。自分を勇気づけたい時に持ち歩くと、いざと言う時に背中を押してもらえるかもしれません。


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大城夏紀

美術家


アーティストイメージ
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生年月日
1985年5月25日
出身
神奈川県横浜市出身
プロフィール
早稲田大学第二文学部卒業後、専門学校を経て、2012年東京造形大学大学院修了。第26回ホルベインスカラシップ奨学生。三菱商事アートゲートプログラム、シェル美術賞2017など入選。個展・グループ展多数。穏やかだが印象的な色使いと、普遍的な形を捉える独特のアートが存在感をもって人々の心を惹きつけている。
アーティストとしての夢
美術家だけで生活をすること。芸術を知らなかった頃に、イサム・ノグチの作品に救われたことがある。誰かの心や生活を豊かにするいい作品を作りたい。

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