しおり 02〈春愁〉 Lavender
しおり 02〈春愁〉 Lavender
しおり 02〈春愁〉 Lavender
しおり 02〈春愁〉 Lavender
通常価格 ¥3,500
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制作年
2021年
技法/画材
レーザー彫刻、カラーフェルト
サイズ
110mm×80mm
ストーリー
746年、奈良の都から越中(現在の富山県付近)へ赴任した大伴家持は現地で多くの和歌を詠み、それらは万葉集の17-19巻に収められています。越中の豊かな自然と、都への望郷の想いが大伴家持の創作に影響を与えたようです。 しおり〈春愁〉の模様は、大伴家持の和歌に出てくる鳥や花で構成されています。花を詠んで幻のように儚く、鳥を詠んでどこかもの悲しく愁う。 1200年前の歌人の視点-和歌を通して、現在の風景と重ねながら今と過去がオーバーラップすることは、ファンタジーを超えるファンタジーになり得るかもしれず、そして今見えている風景は、1200年後には大きく変わるかもしれないし、同じように共感できるかもしれない。過去と今と未来の風景がひとつの模様を通して重なり合って想像できたらどうだろう?ということをテーマにした栞です。 仕様:カラーフェルト、厚さ2㎜、タトウ箱入り 色:ラベンダー サイズ: 本体約11×8㎝ 厚さ2mm/タトウ箱15×11×厚さ1㎝
備考
サインなし。2mmのフェルト生地で厚みがあります。しおりに限らず、壁に飾ったり、小物敷としてもお使いいただけます。


【雅に、儚く】


大伴家持の和歌に出てくる鳥や花のモチーフで構成した一作。ラベンダー色のフェルトからは優美さを感じます。


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モチーフの鳥や花が繊細に表現されています。子ども時代の宝物のように、ずっと大事に仕舞っていたくなりますね。


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ラベンダー色が独特の高貴さを演出している本作品。色味を合わせた小物と一緒に使う事で、しおりの世界観に近付けるかもしれません。


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大城夏紀

美術家


アーティストイメージ
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生年月日
1985年5月25日
出身
神奈川県横浜市出身
プロフィール
早稲田大学第二文学部卒業後、専門学校を経て、2012年東京造形大学大学院修了。第26回ホルベインスカラシップ奨学生。三菱商事アートゲートプログラム、シェル美術賞2017など入選。個展・グループ展多数。穏やかだが印象的な色使いと、普遍的な形を捉える独特のアートが存在感をもって人々の心を惹きつけている。
アーティストとしての夢
美術家だけで生活をすること。芸術を知らなかった頃に、イサム・ノグチの作品に救われたことがある。誰かの心や生活を豊かにするいい作品を作りたい。

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