- 制作年
- 2020年
- 技法,材質
- アクリル、木製パネル
- サイズ
- 227×227 S.SMサイズ
- ストーリー
- 2019年11月に3週間あまり、長野県長野市に滞在した後に描いた作品です。長野市は360°山に囲まれた土地で、まるですり鉢の中で暮らすように感じました。海も山もある土地で育った私にはとても新鮮で、器の中に世界が広がるイメージをその後数点描きました。この絵は「グラスの中の夜」と対の絵です。
- 備考
- サインあり
【器のなかに広がる世界】
ワイングラスの内側に広がるのは、陽の光が眩い昼間の世界。
ぽっかりとグラスのかたちに切り抜かれた空間から別世界を覗いているかのような、不思議な光景がキャンバスに収まっています。

グラスのステムや草原には、細やかな模様が丁寧に描かれています。
背景の木目を生かしたざらついたテクスチャとの対比で、グラスの輪郭はより鮮明に眼前に浮かび上がってきます。

小さいサイズのため、どんな場所にも飾りやすい作品です。モダンなインテリアや、ナチュラルな木製家具との相性が良いでしょう。
対になっている「グラスの中の夜」と並べて飾るのもおすすめです。
