ウェルカムボードにも最適!「香りも楽しめる」似顔絵とは?

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2016.12.16

アート探訪

ウェルカムボードにも最適!「香りも楽しめる」似顔絵とは?

WASABI責任者 平山 美聡

セピア色のシックな似顔絵

「似顔絵」を描いてもらったことがある方は、少なくないのではないでしょうか。 旅先で、道端で、結婚式のウェルカムボードで…。


日常の風景で良く見かける「似顔絵」ですが、なかなか描いてもらっても部屋に飾ることが気恥ずかしく、どこにしまったかわからない…ということもしばしば。ところが、ある意外なもので描くと、雰囲気あるセピア色の似顔絵に仕上がるんです!


これが出来上がりのウェルカムボードです。とても雰囲気がありますね。





これを描いたのは、アーティストの掌(ツカサ)さん。本日は、実際に目の前で描いて頂きました!!





というわけで、よろしくお願いします! 似顔絵って実は描いてもらうのが初めてで、少し緊張します。





そうなんですね、よろしくお願いします! あ、平山さん、ちょっとコーヒーを頂いてもよいでしょうか?






コーヒーですか? インスタントですが構いませんか。






はい。









それでは描き始めますね。






(あれ、コーヒーは飲まないのかな?)





まさかの「あれ」が画材に





慣れた手つきで、まずは鉛筆で丁寧に下絵を仕上げていく掌さん。 あっという間に似顔絵が出来上がっていきます。





実物よりよく描いていただき恐れ入ります(笑)






いやいや(笑)









ところで、コーヒーは飲まないんですか?さっきからずっと横に置いてますが…






あ、じゃあそろそろ失礼しますね。





















え?











掌さん、何やってるんですか?それ、筆ですけど。






それでいいんですよ。
実は、僕の似顔絵は「コーヒー」を使って描いているんです。






えぇ?!
コーヒーで描けるんですか?






はい、描けます。
やってみますね。









すごい…描けてる…描き味はどんな感じなんでしょう?






実は画材としてかなり優秀なのではないかと思っています。粘度がすごく適切なんです。水にもすぐ溶けるし、濃淡の違いを出すことも簡単です。









そうなんですね。考えたこともありませんでした。






それともう1ついいのが、香りの余韻が残るという点です。






そうなんですか!
それは思い出になりますね。









こうして描いていてもいい香りがするでしょう? 香りは絵にも付着するので、余韻を楽しむことができます。香りをかぐと、描いた時の思い出が蘇るはずですよ。






香りの効果ってすごいですからね。



※香りはずっと定着しているわけではありません。 紙質や保存方法により、香りの定着期間は異なります。



ルワンダで生まれた「コーヒーアート」







ところで、なぜコーヒーで描き始めたんですか?






僕は24歳の時から5年間、服飾デザイナーや仕立て屋の技術提供をしに、ルワンダで生活をしていました。その時に似顔絵を描く機会があったんですが、ルワンダには画材なんてまったくないんです。









画材か…画材はなさそうですね。






そこであったのが「ネスカフェ」のインスタントコーヒーで、苦肉の策で使ってみたんです。そうしたら思いの外すごくいい感じに仕上がって、それから続けています。









なるほど、日本から遠く離れたルワンダで生まれたものだったんですね。掌さんならではの出会い方ですね。






そうこうしているうちに、ほぼ仕上がりました。









わ!
出来ましたか!






コーヒーならではの面白いエフェクトもあります。こうして水を散らすと…









乾いたときに、このように白く浮き残ります。ヴィンテージみたいな質感が出て面白いですよ。






本当に、今までイメージした似顔絵とは全然違います。これは、どんな部屋にもあいそうですし、インテリアとしてもいいですね。ありがとうございます!



香りも思い出に残る「コーヒー似顔絵」


いかがでしたか?
個人的にもコーヒー中毒者な平山にとっては、本当に嬉しい似顔絵となりました。画材が手に入りにくいルワンダで生み出された「コーヒーで描く似顔絵」はシックでインテリアにも収まりやすく、とてもお勧めです。