2月生まれのあなたの特徴ってなんでしょう? わかりやすく、表す絵やイメージを使って風水アナリストが解説いたします! 2月の干支は寅。早春の木のエネルギー。ついに春がやってきました。寒い中でも徐々に日差しに明るさが増してきます。木の芽も膨らむ準備を始め、雪の影でひっそりと植物も芽吹きの準備を始めています。用心深くも、未来の希望を決して失わない2月生まれさんです。
まずはこちらでご自分の星とエネルギーを確認してください。
分類 | 属性 | 生まれ年(昭和) | (平成) |
一白水星 | 水 | 20年,29年,38年,47年,56年 | 2年,11年,20年,29年 |
二黒土星 | 土 | 19年,28年,37年,46年,55年 | 元年,10年,19年,28年 |
三碧木星 | 木 | 18年,27年,36年,45年,54年,63年 | 9年,18年,27年 |
四緑木星 | 木 | 17年,26年,35年,44年,53年,62年 | 8年,17年,26年 |
五黄土星 | 土 | 16年,25年,34年,43年,52年,61年 | 7年,16年,25年 |
六白金星 | 金 | 15年,24年,33年,42年,51年,60年 | 6年,15年,24年 |
七赤金星 | 金 | 14年,23年,32年,41年,50年,59年 | 5年,14年,23年 |
八白土星 | 土 | 13年,22年,31年,40年,49年,58年 | 4年,13年,22年 |
九紫火星 | 火 |
12年,21年,30年,39年,48年,57年 |
3年,12年,21年 |
それでは解説していきます!
水のエネルギーをお持ちの一白水星。水がさまざまな形に変化するように、柔軟性の高い人です。
この組み合わせは、早春の木のエネルギーと水のエネルギーの組み合わせ。静かな中に凛とした強さと感性をお持ちの方。物事の本質を見抜き分析する能力にたけるので、幼いころから割りと大人びた方が多かったのではないでしょうか。
絵画のセンスはなかなかのもの。ご自分でも描かれてみてはいかがでしょうか。財運もよいものをお持ちです。
そんなあなたを表す絵は、早春の雪解け水。
まだ寒さは厳しいものの、陽光は日増しに輝きを増してきて、天気の良い日には、日差しを受けた雪解け水がキラキラと流れていきます。澄み切った美しさです。
寒さに負けずきりっと咲く水仙など早春の花の絵もいいですよ。光、水、花をキーワードに絵を探してみてください。
パワーアップする色は、水色、青、黄緑、緑、白色です。
豊かな大地を表す土のエネルギーの二黒土星。温和な努力家です。
長い冬を乗り越え、これからやっと春を迎えようとする早春の土のエネルギーがあなたです。大変ひたむきで忍耐強い方。
長い冬の間動植物を守りぬくような、深い愛情と強さをお持ちの方です。聞き上手、話上手なので、周りにはあなたを慕う人が沢山いそうです。大器晩成型で、年齢とともに発展していくでしょう。
そんなあなたを表す絵は、ひっそりと早春の草花が芽吹き始めた柔らかい大地。
独特の良いファッションセンスをお持ちなので、ファッションに関する絵、ファッショナブルなセンスが光る絵もいいですよ。
逆に、家族の団らんや、あったかいスープが湯気をたてているような、家庭的な絵もあなたに吉運を呼び込みます。
パワーアップする色は、黄色、ベージュ、茶色赤、ラベンダー色、オレンジ、ピンク、紫、マゼンダ色、です。
エネルギッシュで陽気、躍動感あふれる木のエネルギーの人です。
この組み合わせは、早春のエネルギーと木のエネルギー。力強く若々しいエネルギーにあふれています。
明るく開放的な一方、強い木のエネルギーをお持ちなので、真っすぐすぎて人とぶつかることも時としてあるかもしれません。人との闘争ではなく、建設的なことにその真っすぐさを伸ばしていってください。
そんなあなたをイメージする絵は、日増しに膨らむ新芽を持つ希望にあふれた早春の大樹。
そんな木の枝で、やってくる春の希望を歌っているような小鳥の絵もラッキーです。木のエネルギーを強めてくれる、太陽や灯の美しい絵も幸運を呼び込んでくれそうです。
パワーアップする色は、赤、紫、ピンク、ラベンダー、マゼンダ、緑、黄緑色です。
とても柔和で人の気持ちを読み取ることが上手です。ナチュラルな森ガールのような人。
早春の草花のエネルギーの組み合わせ。まだ寒さ厳しいものの、春のエネルギーを感じていち早くでてきた草花。
一見かよわく見えますが、大変しぶとい方です。困難にあってもへこたれず、生きていく努力を惜しみません。また先見の明をお持ちの方で、人生早くから活躍できる運気をお持ちです。
そんなあなたを表す絵は、早春の草花。
まだ寒さ厳しい中、したたかに花を咲かせます。温かい太陽に照らされる早春のワイルドフラワーです。温かい陽光に照らされた小川や噴水の絵はあなたにパワーを与えるでしょう。
パワーアップする色は、ピンク、オレンジ、赤、ラベンダー、若草色、緑、紫色。
力強くスケールの大きな土のパワーをお持ちの方。小さなことにとらわれずに自分の道を歩む器を持っています。
早春のエネルギーと力強い土のエネルギーの組み合わせ。冬の厳しさに耐え抜き、今まさに発進しようとしている土のエネルギーです。
活動的で、力強いエネルギーをお持ちです。清濁すべてを懐に入れて突き進むエネルギーをお持ちの方。政治家や事業家にも向いています。
そんなあなたを表す絵は、春の新しいエネルギーの息吹を感じる大地。大地に上る朝日の絵を家の東側や玄関に飾って始まりの若々しいエネルギーを取り入れてみてください。
パワーアップする色は、赤、オレンジ、紫、ベージュ、黄色、茶色、金色です。
聡明な金のエネルギー。現実的な処理能力も高いので、指導者として活躍する方も多いです。
早春の木のエネルギーと金属のエネルギー。常に理想を追いかける高潔な精神をお持ちの方。
理想に近づく努力も惜しみません。その分、特に若いときには、理想と現実のギャップに苦しむこともありそうです。平凡な中にも幸せはどこにでもある、そんな中庸の幸せを学ぶことが幸運の鍵になりそうです。
そんなあなたを表す絵は、どこまでも高く飛ぶ春のひばり。広い空のイメージさせる絵を飾ってみてください。空から水中まで自在に飛び回るスケールの大きい龍の絵もいいですよ。スケール感のある絵を飾ってみてください。
パワーアップする色は、金色、銀色、白、水色、紺色です。
楽しいことが大好きな金のエネルギー。一生を通じて、楽しいことやおいしいことに恵まれます。
早春の気のエネルギーと精錬された金属のエネルギーの組み合わせ。
まさに春へと始動し始めた季節のエネルギーと、人懐こくおしゃまなエネルギーが合体した、とてもチャーミングで活動的な方。楽しいことが大好きで、そのためにはどんどん行動できる人です。若干気持ちにムラが起きやすいので、目標を明確にするのが開運の鍵です。
そんなあなたを表す絵は、遊園地の速い乗り物。
きゃあきゃあと笑う人達の歓声と、急に方向を変える乗り物のスリル感は、まさにあなた。退屈しませんといった感じ。コミック的な可愛らしい絵柄やユーモアあふれる絵もいいですよ。わくわく楽しい気分になる絵を飾りましょう。
パワーアップする色は、金色、銀色、白、黄色、茶色、こげ茶、ベージュです。
情け深いしっかりものの土のエネルギーです。
畑のような柔らかい土の二黒土星、ダイナミックな大地の五黄土星に対して、あなたの土は、山を意味しています。山の天候が変わりやすいように、あなたは土のエネルギーの中ではくるくるとアクティブに動くタイプです。
春に向かって始動し始めた早春の木のエネルギーと、しっかりものの土のエネルギーの組み合わせ。自分の目標に向かって、しっかりとした行動力もとれる方です。
両方のエネルギーバランスで、土のエネルギーさんの中では抜群の行動力をお持ちです。「始まり」という意味合いが強い方ですから、一から何かを新しく始めるのもよいですよ。一度目標を決めたら、困難に負けず、わき目もふらずにダイナミックに突進していくでしょう。
そんなあなたを表す絵は、開拓者の絵。「始まり」を予感する絵がいいですよ。山の頂上を目指して進む登山者の絵もよいですね。
パワーアップする色は茶色、白、赤、オレンジ、ラベンダー色、ピンク、紫、ベージュ、黄色、です。
華やかでセンスのいい火のエネルギーです。お日様がすべてを照らし出すように、隠れているものも白日のもとにさらけ出すようなカンの良い方。
この組み合わせは早春の木のエネルギーと火のエネルギーの組み合わせ。早春の太陽にぽかぽかと暖められ、順調に春への準備を進める草木です。
早春に何よりも陽光がありがたいように、みんなを元気にする力をお持ちの方です。多少おおざっぱなところはありますが、社交的なあなたの優しい言葉に慰められた人は多いのではないでしょうか。
早春の太陽が、すぐに雪雲に隠されるように、一見明るいあなたの内心は実は複雑なものもお持ちです。自分を癒す特別な時間をもってくださいね。
そんなあなたを表す絵は、早春の太陽。雲の間から降りる陽光の光を「天使の階段」と申します。厳寒の中、確かに希望の光を照らす早春の太陽があなたの絵です。希望を感じさせる、パワーあふれる絵を飾ってみてください。
パワーアップする色は、赤、紫、ラベンダー色、ピンク色、若草色、緑色です。
あなたにぴったりなアート必ず見つかる|アート・絵画通販サイト「WASABI」
【あなたにおすすめの記事】
2017年の大本命、「ミュシャ」の展覧会@国立新美術館に行ってまいりました。
ミュシャといえば、華麗な曲線を多用したイラストレーションやポスターが有名な、チェコ出身のグラフィック・デザイナー。
美しく繊細なデザインは女性を中心にとても人気がありますが、ご本人は案外渋いイケメンです。
さて、そんな大人気のミュシャが手がけた絵画《スラヴ叙事詩》が展示されているということで、国立新美術館へ行ってまいりました。
(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。)
《スラヴ叙事詩》 とは、人気ポスター作家という地位を捨て、フランスから祖国チェコに戻ったミュシャが、まさに人生をかけて制作した全20点からなる連作です。
制作年数は20年近くに渡り、祖国愛が強かったミュシャが故郷チェコのために描いたもので、古代から近代に至るスラヴ民族の苦難と栄光の歴史がモチーフとなっています。
制作期間中には第一次世界大戦が勃発し、チェコスロバキア共和国として独立。この《スラヴ叙事詩》をきっかけとして、民族意識の回復を望んでいたというミュシャですが、取り巻く急激な社会情勢の変化がその想いを押し込んで行きます。
《スラヴ叙事詩「原故郷のスラヴ民族」》 1912年 プラハ市立美術館 ©Prague City Gallery
そんな20年にもわたるストーリーが染み込んだ《スラヴ叙事詩》には、驚くべき点がいくつもあります。
まずはそのサイズ。
《スラヴ叙事詩「原故郷のスラヴ民族」》 1912年 プラハ市立美術館 ©Prague City Gallery
小さいものでも、4m×5m、最大のものではなんと6m×8mもあります。まるでミュシャの絵に包まれているかのような感覚に陥ります。
そして、ただ大きいだけの絵ではないところが、《スラヴ叙事詩》 のスゴイところ。 例えば、上の 《スラヴ叙事詩「原故郷のスラヴ民族」》 に関しては、登場人物の衣装や装身具、羊の群れ、星空に輝く星の一つ一つまでが丁寧に描かれています。
巨大な画面の隅から隅まで、実に丁寧に描きこまれているのです。
《スラヴ叙事詩「ロシアの農奴制の廃止」》(部分) 1912年 プラハ市立美術館 ©Prague City Gallery
それが2つ目の驚きポイントです。
でも、最大の驚きはこの展覧会そのものなのです。
今回の展覧会の最大の驚きは何と言っても、《スラヴ叙事詩》全20点が一挙に展示されているということ。
全20作品の展示は、チェコ国外においては初めてのこととなります。すごいです、日本。
ちなみに、ミュシャが存命中に全20作品が展示されたのは、1928年にチェコの宮殿で展示されたとき、ただの1度きり。
ミュシャはこの大作を描き終えた後、展示スペースの確保を条件にプラハ市に20作品全てを寄贈したのですが、その約束は守られませんでした。
第二次世界大戦が勃発し、さらに激しく揺れ動く欧州の中で、この作品はひっそりと秘蔵されていたようです。 そういうことを考えると、20作品全てが揃うこの空間は奇跡のように感じられます。
あまりにも素晴らしくて、いつまでも浸っていたくて、何度も会場内を行ったり来たりしてしまいました。
国際問題になるのは重々承知ですが、チェコに返さないで、このまま日本にこの空間を残しておきたいくらいです (笑)
もちろん残しておくのは絶対に無理なので、なんとか脳裏に焼き付ける努力をしました。
全20点の中で特に脳裏に焼き付いているのが、《スラヴ叙事詩「東ローマ皇帝として戴冠するセルビア皇帝ステファン・ドゥシャン」》 です。
《スラヴ叙事詩「東ローマ皇帝として戴冠するセルビア皇帝ステファン・ドゥシャン」》 1923年 プラハ市立美術館 ©Prague City Gallery
《スラヴ叙事詩》 に描かれている人物は、鑑賞者をじっと見据えている構図が多いのですが、とりわけこの1枚は視線が突き刺さるような迫力。
思わず後ずさってしまうほどの気迫がありました。
さて、ミュシャといえば、のポスター。今回の展覧会でも、ミュシャのポスター作品は展示されていましたが。
《四つの花「ユリ」》 1897年 堺市
《スラヴ叙事詩》 のあとに登場するので・・・
正直なところ、蛇足に感じてしまいました(笑)
これまで何度かミュシャの展覧会を鑑賞していますが、まさかミュシャ展で、ミュシャのポスターに心が動かないことがあろうとは、初体験です。 どうやら今回の展覧会を通じて、ミュシャ=ポスター作家というイメージは吹き飛んでしまったようです。
さて、イメージの変化、といえば、今回のミュシャ展のキャプションでは、作家名のところに『ミュシャ』とは書かれていませんでした。
ミュシャのチェコ語読みの『ムハ』が採用されていました。(『ミュシャ』 はフランス語読みです)
もしかしたら、展覧会が終わる頃には、『ミュシャ』 ではなく、『ムハ』 の名前のほうが浸透しているかもしれません。
祖国チェコを愛したミュシャ、いや『ムハ』の気迫が会場全体から伝わるような、そんな唯一無二の展示会でした。
Back number
Yohji Yamamoto (ヨウジヤマモト) のデザイナー・山本耀司さんと、 女子美術大学大学院に在籍する新進アーティスト朝倉優佳さんによる異色のコラボ展にいってきました。
江戸時代中期から描かれるようになった「ガラス絵」。ただし、普通の絵とは違ってガラス絵は、もれなく裏彩色であり、緻密な計算と技巧が必要だったということが伺い知れます。