- 制作年
- 2018年
- 技法・画材
- アクリルガッシュ、パネル板
- サイズ
- 273mm×220mm / F3号
- ストーリー
- ライトゴールドの背景にパステルカラーを散りばめ、中央のブルーのグラデーションが見事に全体を調和させています。
- 備考
- サインあり

ARTIST DATA
tadashi kitamura
1973年生まれ、長崎県長崎市出身。神戸にて個展9回、朝来市朝展入選。京都造形芸術大学にて講師を務めるなど、関西を中心に幅広く活動中。主にレコード(円)もしくはハートのモチーフをテーマにしてアクリル画を描く。部屋に飾ると、ポッと灯りが燈るような、繊細な暖かみのある絵画が特徴。
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【引き込まれるような鮮やかなグラデーション】
躊躇することなく、一筋のグラデーションが1枚の絵を分断してしまっている。それなのに、なぜこんなにも広く、美しいと感じられるのでしょうか。グラデーションの表現は繊細で、その下地にはスパッタリングで動きのあるマチエールが作られています。
"grotto"とは「洞穴」という意味。その鮮やかで繊細なグラデーションにより思わず洞穴へと引き込まれるような錯覚を覚えてしまう、そんな深みのある作品です。
アクリル絵の具を一切混ぜずに描くことで、色の持つ鮮度を失うことなく光となり、また隣り合った色同士が響き合い新たな色味を生み出します。
ため息が出るほど丁寧に描かれた作品は、飾るだけでいつまでも見ていたくなる力があります。同シリーズのものを並べても共鳴しあって素敵ですし、またこの作品は和室にもよく映えます。
※キャンバスのみの場合の絵の飾り方※
キャンバスを裏にすると、箱型になっています。画鋲・もしくは貼るタイプのフックで絵の横幅に合うように2箇所を壁に固定し、キャンバスを表に返して上からひっかけましょう。
額縁に入った絵画と異なり軽いため、気軽に飾ることができるのも特徴です。