2016.9.23

アート探訪

賃貸ワンルームでも絵を飾ろう!壁を傷つけずにアートを飾る方法と、リッチに見せるコツ

WASABI責任者 平山 美聡

ペン

WASABI責任者 平山 美聡

アートがある部屋は存在感がある


昔、先輩の家に行った時のこと。透明感あふれる美人で、服装もシンプルおしゃれで、密かに憧れていた同性の先輩だったので、「どんな部屋なんだろう〜」とワクワクしながらお邪魔しました。


決して広くはない一人暮らしの賃貸マンションでしたが、シンプルに整えられた部屋の壁に絵がかかっていたことを覚えています。




「え、これ本物ですか?パネルじゃなくて?」


みたいな間の抜けた質問をした私に、先輩はその絵を購入した理由を教えてくれました。何でも海外旅行で一目惚れして、日本に持って帰ってきたとのこと。


一枚の絵からその国の情景が思い浮かぶような気がして、話も盛り上がりました。




世界で1つしかない絵やアートを飾るということは、購入価格に関係なくあなたのセンスを飾るということそのものです。そして手に入れたアートは、どんなに小さくても部屋に不思議なインパクトと存在感を与えてくれます。


ただし、どう飾ろうかな…と悩んでいる方へ。



賃貸だから壁に傷をつけられない…

賃貸で壁に傷をつけてはいけないから、飾れない!と思っている方は多いのではないでしょうか。


壁に穴を開けてしまったら、退去する際に「原状回復費用」を要求されてしまうのでは…と考える方も多いようですが、これについては国土交通省の定めたガイドラインが存在しています。


賃貸契約書の特約で「画鋲や釘を刺してはいけない」との記述がある場合は注意が必要ですが、規定によると常識の範囲内での画鋲やピンの穴は通常の生活でできる傷とされており、費用を取られることは考えにくいことです。


※参考のサイトはこちら※

と、いうわけで、今回は賃貸の場合でも気兼ねなく絵を飾る4つの方法を具体的にお伝えします!



壁を傷つけずに絵を飾るための4つの方法

さて、それでは実際に絵を飾ってみましょう。今回使用するのはこちらです。




左から、


  • ・貼るフック:コマンドフック(荷重500gまで)
  • ・極細針:スリムダルマピン
  • ・かけまくり(荷重7kgまで)
  • ・ひっつき虫

そしてさらに、

木製のスタンドも用意しました。




※スタンド以外は全て東急ハンズで購入。スタンドは100均で購入。



それでは、絵を飾っていきましょう。



まずは絵の裏をチェックする

まず壁を触る前に、飾りたい絵の裏をチェックしてみましょう。 額縁に入っていない絵画の場合は、キャンバスをひっくり返すと箱型になっていますので、ひっかかるようにかければ簡単に飾れます。




額縁入りの絵画と比べて、ラフでカジュアルな印象になるのが特徴です。
額縁に入っている絵画の場合は、紐を通すフックが両側についています。だいたいが紐がセットになっていますが、絵に紐が通っていない場合は適当な紐を通して結んでください。




これで下準備は完了です!早速絵をかけていきましょう。



貼ってみる

額縁に入っていない、500g以下の軽い絵の場合は、壁を傷つけない「コマンドフック」がおすすめです。


中央1箇所だけだとバランスをとることが難しいので、贅沢に両側2個使いましょう。イラストで表すと以下のようになります。
額縁に入っていない、キャンバスだけの絵の場合は軽いので画鋲ではなく、貼るタイプのコマンドフックでも十分にかけることができます。




コマンドフックは壁紙によっては粘着が弱く使用できないので注意が必要ですが、非常に綺麗に剥がすことができ、壁に傷跡はほとんど残りません。





壁にポストカードやポスターなど、紙を直接飾りたい場合は「ひっつき虫」を使いましょう。壁に直接貼り、上からポストカードやポスターをペタペタと自由に貼ることができます。




こちらはアーティスト・イヌブシさんのご自宅。壁一面に配置されたポストカードは、ひっつき虫で貼られています。海外の部屋のような、おしゃれな印象です。


かけてみる

続いて、額縁に入った絵画を飾りたい場合。荷重にも耐えられる「画鋲」や「かけまくり」を使います。


こちらもかならず両側の2箇所を使って固定するようにしてください。壁が石膏ボードの場合は画鋲が刺さりますが、鉄筋コンクリートやベニヤ板だと針が刺さりません。その場合は上記の「コマンドフック」等を活用してください。


「かけまくり」は7kgまで耐えられるので、だいたいの額縁に入った絵画を飾ることが出来そうです。はずしても穴の跡が非常に小さいのが特徴で、賃貸住宅にも向いています。


おすすめは「かけまくり」の中でもメタルフック型のもの。2箇所のピンでフックを支えるので、きっちりと壁について安心です。



置いてみる

と、ここまでなんらかの方法で壁にかける方法をご紹介しましたが、ラフに置いてもおしゃれにみえます。


小さい絵であれば、スタンドで立てかけてもオシャレにみえます。


こちらは先ほどご紹介した100均のスタンドを活用しました。




デスク周りなど、より身近なところに置けるのもいいですね。




逆にかなり大きめの絵の場合でも、床に置いてしまうのをオススメです。壁にかけると圧迫感がある大型の絵画でも、床にラフに置くとさり気ないオシャレさを演出できます。模様替えを簡単にできることも利点ですね。




この場合は、額縁なしの絵を3箇所飾っています。ベッド上の壁に印象的なライオンの絵画を飾った他、ベッドの左右にはモノトーンのアートをさりげなく置いています。

リッチに魅せるためのワンポイント

さて、額縁の絵を壁に飾る場合は絵がついついお辞儀をしてしまいがちです。横から見るとこのように絵が傾いて見えてしまいます。正面から見ると、影が均等についていないことがわかります。




この場合は、スポンジやウレタンボードを使って絵のバランスをとることができます。今回は東急ハンズでウレタンボードを購入しました。




適当な大きさにカットし、絵の下部に接着して壁との距離を均等にします。




いかがでしょうか?




正面からみても影が均等になり、ギャラリーのような雰囲気になりました。ほんの少しの差ですが、洗練された印象へ変わります。


額縁に入った絵画を飾る場合は、是非ともこだわりたいポイントです。



自分らしいアートを飾る自分らしい空間へ

今回は賃貸住宅にお住まいの方でも可能な、絵の飾り方についてご紹介しました。複数枚絵を飾りたい場合や、部屋にどんな絵が似合うかわからない場合はこちらの記事も参考にしてみてください。



「絵を飾る…」というと構えてしまいがちですが、アートを手に入れた時点でそれは世界で1つしかない「あなただけのもの」。

どこに飾ろうかな…と試行錯誤する時間も非常に楽しいものです。


是非、自分らしいアートを飾る空間で過ごす、贅沢な時間を味わってくださいね。



今回記事の中でご紹介したアートはこちら▼


 

SPECIAL ISSUE

    STORY コラム

      Follow US