2016.9.11

インテリア

壁面は2色使いがポイント。目からうろこのインテリア実例

インテリア三宅

ペン

インテリアコーディネーター 三宅 利佳

ついつい無機質になりがちな古い事務所



カルチャースクールの新しいお教室をコーディネートさせていただきました。ビジネススクールのお教室としてだけでなく、ちょっとしたイベントやセミナー、時間貸しなどもおこなっていく、とのこと。


もともとは無機質な事務所でしたが、自然に人が集まるような、どなたもリラックスしてくつろげるあたたかな空間に変えてみました。




白や、やわらかな水色は意外にアルミ材質の家具にもマッチします。アクセントに少量のピンクを使って、ノスタルジックなスタイルを目指しました。透明感のあるやさしくてチャーミングなコーディネートになり、どなたにも親しみを持っていただけるお部屋へ。


今回は女性に受け入れていただけるようなエレガントさとかわいらしさを合わせたミックススタイルを意識しています。


大人っぽくまとめすぎるとスキのない堅いイメージになってしまい、逆にかわいいものばかりでまとめてしまうとにぎやかになりすぎて子供っぽくなってしまいますので、程よくバランスをとることが大切です。


そのポイントをこれからお伝えしていきます!


隠すところは隠して、アートで壁面を飾ろう




まずは、いかにも“事務所”という印象が強かったキッチンを、本棚を2台、90度に並べて隠しましょう。部屋が狭くなることを気にせずに思い切って隠すことも大切です。


その本棚にはおしゃれな洋書や小物、花などをディスプレイ。殺風景な壁面はアートでデコレーションして、お部屋の雰囲気を作っていきます。友人の家に遊びに来たような、気取らずくつろげる、ゆったりとした時間が流れる空間になりました。


壁面の色は2色使いでメリハリを

壁面の色はソファの後ろとテーブルの後ろで微妙に違う色を使っています。どちらも爽やかな水色ですが、変化を加えると単調になるのを避けることができます。お部屋の雰囲気にメリハリができますね。


ソファの後ろは透明な水色、アクアブルー。爽やかで心地良い印象です。


テーブル側はシャーベットのように淡いベビーブルー。大きさや形の異なるフレームをランダムに並べると、広い壁面に面白いリズムが生まれます。




大きいアートを中心にして、小さなアートを周りに囲むとランダムながらもまとまりが出ます。


入り口やトイレにも一工夫を

入り口は履物を脱いで上がっていただくよう、タイルカーペットの色を切り替えて中と外の区別が意識できるように工夫をします。


トイレはドアが丸見えになってしまっていたので、白いパーテーションを作って隠してみました。 ひとつの空間の中にあるトイレに出入りするときの恥ずかしさ、気まずさを緩和します。事務所の場合は来る方にとっての居心地の良さも非常に大切です。




和式トイレですが、内部も白くペイントしておしゃれに作り変えました。 白いフレームだけを並べて遊びごころのある雰囲気に。


空間の印象を左右するのは「壁面」


いかがでしたか?


オフィスや事務所は殺風景になりがちですが、空間の印象を決める壁面の色や小物の置き方を単調にならないようにすることで、生き生きとしたあたたかみのあるお部屋になります。


また、人が集まる場所なので、集まる人同士がお互いに気をつかうことなく過ごせるようなレイアウトを考えることも大切なポイントになります。


ぜひ参考にしてみてください。



 

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